パソコンを起動するとPOSTエラーで005-Real-Time Clock Power Lossと表示されたので自分でCMOSバッテリーの交換をした方法について教えます

パソコンを起動するとPOSTエラーで005-Real-Time Clock Power Lossと表示されたので自分でCMOSバッテリーの交換をした方法について教えます

POSTエラーが出た

わが家の7年ほど使用しているパソコンが起動時にPOSTエラーの表示が出るようになりました。


表示されている内容は次となっていました。


The system time is invalid.
This may be a result of a loss of power.
Set the correct time and date using your operating system.
If this message persists, you may need to replace the onboard battery.


005-Real-Time Clock Power Loss


Factory Defaults Settings Loaded



これを翻訳しますと次となります。


システム時刻が無効です
電源喪失が原因である可能性があります
お使いのオペレーティングシステムで正しい時刻と日付を設定してください
このメッセージが解消しない場合は、オンボードバッテリーの交換が必要になる場合があります


005-リアルタイムクロック電源喪失


工場出荷時設定を読み込みました


となります。

対処について

実は前日にマザーボードのBIOSのアップデートを行いましたのでその影響もあるかもと思いまずはパソコンの日時を合わせてから再起動してみました。


POSTエラーは表示されなかったのですが、次回にPCを起動しますとPOSTエラーが表示されました。


この005-リアルタイムクロック電源喪失の表示ではCMOSバッテリーの劣化、電源の不具合、BIOS設定の破損、マザーボードの障害の可能性があるとのことでしたが、PCは正常稼働していますのでCMOSバッテリーの劣化という想定でマザーボードにあるCMOSバッテリーの交換をすることにしました。

バッテリー交換について

マザーボードにあるCMOSバッテリーを確認しますとボタン電池のCR-2032でした。


CR-2032は在庫があるので交換準備にかかりました。


交換手順を調べましたら次の様になっていました。


PCの電源を切り電源ケーブルを取り外します
ノートパソコンであればバッテリーも取り外します
電源ボタンを10回押して完全放電させます
PCケースを開け、マザーボード上のCMOSバッテリーを探して古いバッテリーを取り外します
新しバッテリーに交換します
ケースを閉じて電源を接続し、PCを起動します


これだけですからCMOSバッテリーの交換はとても簡単です。


バッテリーのボタン電池はマイナスドライバーを使えば簡単に取り外せました。





PCを起動しましたらPOSTエラーは表示されなくなっていました。

当サイトは素人調査隊が運営させて頂いています。
サイトについての御連絡先は下記となりますのでよろしくお願いいたします。
traveldiver1@yahoo.co.jp