船上冷凍の刺身用スルメイカを買って自分でさばいて切って食べた感想について教えます

船上冷凍の刺身用スルメイカを買って自分でさばいて切って食べた感想について教えます

刺身用スルメイカは高級品

最近スーパーの刺身が販売されている鮮魚コーナーに行きましても、なかなかスルメイカの刺身が販売されていません。


スルメイカが最近獲れなくなったという話をよく聞くのですが、イカ好きとしては以前の様に刺身が食べたいと思いましたので、船上冷凍の刺身用スルメイカを購入することにしました。


今回購入したのは船上冷凍のためサイズ選別バラツキありという格安品で、約200g前後のイカが3ハイ入って送料込みで1,599円といったものでした。


これを2個購入したのですが、イカの刺身が3人前で3,000円程度というのは高い様に感じました。


ましてや刺身として食べるにはさばいて処理をしなければならないので余計に感じたのか御しれません


購入したスルメイカの大きさは胴長が写真の通り15センチほどのものでした。


調理しやすさなど考えますともう少し大きい20センチクラスの胴長のイカが良かったのですが、格安品ですからしょうがありません。


昔に比べますとイカも価格が高騰して高級品になったと感じました。


調理について

冷凍されていたイカは真空パックに入っていましたので、そのまま水につけて流水で30分程かけて解凍しました。



イカを直接水に浸すと解凍が早いのですが、風味が落ちてしまいますので裸のイカでしたらジップロックなどに入れて解凍するのがおすすめです。


イカの身が小さいので解凍も早く済んでしまいました。


イカは完全に解凍するよりも少しまだ凍っている状態の方が、調理がしやすいと書かれていましたが、胴から足を抜く作業をしていますとドンドン解凍が進みます。


イカが新鮮なためか、足も少し力を入れて引っ張ればきれいに抜けましたし、えんぺら部分もくっついている部分に指を入れれば簡単にはがすことができました。




肝も処理して肝醤油で食べるかと家族に聞きましたらいらないと言われたので、今回のイカは肝もしれいに処理できそうでしたが、捨ててしまいました。


胴の皮もえんぺらを剥がした部分の、皮が無くなった部分からはがしていきましたら簡単にむくことができました。


皮が少し残った場合はキッチンペーパーでこすれば簡単に取ることができました。


皮をむいた胴は軟骨に沿って包丁を入れると書かれていましたが、軟骨が取れてしまったものが多かったので適当な部分で開いてしまいました。


イカの胴を開きますと内側にまだ内臓の一部が残っていますので、包丁でしごいて取ってしまいます。



繊維のようなものが残ってしまった場合はキッチンペーパーでつまんで取り除きました。


流水で胴を軽く洗い、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取ればあとは好きに切るだけです。



イカの繊維は赤い線の方向にあるとのことでしたから、刺身を食べた時にこの繊維で硬いと思わない様に繊維に対して垂直に切ることにしました。



柔らかいイカ刺しが好きな方は切る幅を小さくして糸づくりにすれば良いと思います。


今回切った幅は写真の通りですが、この幅ですと少し硬いかなといった程度の食感となりました。



この量で2ハイ分の刺身です。


少しまだ透き通ったイカの刺身はスーパーにある完全に白くなってしまったものとは違い、とても美味しく頂くことができました。


冷凍イカを刺身にするには非常に手間がかかるのですが、この美味しさであれば食べたくなった時には再度注文しようかなと思いました。

ゲソとえんぺらの調理について

ゲソとえんぺらももちろん刺身として食べることができるのですが、小さなイカでしたのでゲソも短いものが多いので処理が大変だと思いました。


またえんぺらの皮むきも6ハイ分は大変ですからバター醤油風味焼きにすることにしました。


ゲソに付いている吸盤の固い部分は手でしごいて取って、最後に流水できれいにしました。


バターとチューブに入ったおろしニンニクを熱したフライパンに入れて、バターが解けたらゲソとえんぺらを入れます。


きれいな色に変わって炒め終わりましたら火を止めて醤油を少しだけフライパンの具材の周りに垂らします。


これで出来上がりなのですが、バターとニンニクの風味がイタリアンな味と香りとなりました。


これはとっても良いビールや白ワインのおつまみとなりました。


美味しかったので食べるのが一生懸命で画像を撮るのを忘れてしまいました。

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