今回の建築は当初2階建ての予定でしたが、急遽同居となったことより3階建てに変更となりました。
訪れていた住宅展示場には2階建てのモデルしかありませんでしたので、営業担当の方に3階建てのデシオがある○○住宅展示場まで来てくださいと言われました。
そして3階建てのハイムについてしっかり説明をしてもらいましたので、気に入ったポイントや気になったことについてお伝えします。
ハイムの特徴であるベタ基礎の模型です。
3階建ての建物になりますとその高さから強い風による建物の揺れや、地盤が弱いところですと家の前の道路を大型車が通行した際に発生する揺れが発生して揺れが気になることがあります。
建物自体は鉄骨構造で強度的には問題なにのですが、住む人間にとっては揺れが気になることは間違いありません。
セキスイハイムの3階建てのモデルのデシオにはこの揺れを軽減するための制振装置のTMDが標準で装備されていました。
そしてその効果を簡単に表してくれていた模型がありました。
そして屋根裏に設置されているTMDも見ることができました。
積水ハウスでもTMDは標準装備されているようですが、その他のハウスメーカーではこのTMDを標準装備はしていないと思います。
3階に住むには魅力的な設備です。
セキスイハイムの断熱材はグラスウールでした。
グラスウールは壁の中でカビが発生することが問題となっていますが、その点について営業担当に聞きました。
担当者の回答は次となりました。
・住宅ユニットの製作は屋内の工場内だから、他の住宅と違い工事中の雨壁内のグラスウールに水分が付くことは無い。
・壁の中にはグラスウールと壁の間に層があり空気が通る様にしてあることから結露しない。
グラスウールが湿ると垂れさがってしまい、本来の機能を発揮しないということを聞いたがどうかという問いには、しっかりグラスウールを固定するのでそういったことは起きないとのことです。
また、断熱材のPRの所には防寒ベストに発泡プラスチック系断熱材が切って形を合わせてあるものが展示してあり、この様な断熱で良いのでしょうかとなっていました。
営業担当者は地震時に発泡プラスチック系断熱材は割れるとも言っていました。
セキスイハイムで良いなと思ったのは快適エアリーという全館空調と空気清浄システムでした。
床下の装置を見ることもできましたし、装置は床下のため配管も紫外線による劣化も無いとのことでした。
フィルターも掃除や交換も必要ですが、フィルター交換は5年毎で良いそうです。
鉄骨系の住宅は鉄骨ゆえの熱伝導性の良さから冬は底冷えするのですが、快適エアリーは部屋内へ暖気を出すだけでなく、床下にも暖気を吹き出して底冷えを防いでくれるのだそうです。
セキスイハイムの屋根はメンテナンスフリーのステンレスの屋根ですから太陽光発電を設置する人が非常に多いそうです。
また、太陽光発電の電気は蓄電池により災害時には停電しても電気製品が使用できるとのことでした。
蓄電池の容量はそれほど大きくはないようですから通常の様に電気を使う生活は出来ませんが、太陽光発電をしない夜間でも冷蔵庫も動いて電燈も一か所付けてテレビを見ることはできるようです。
災害時には心強い設備だと感じました。