メルセデスベンツW222S300hの認定中古車を購入してから1ヶ月運転してみて気づいたことについて教えます

メルセデスベンツW222S300hの認定中古車を購入してから1ヶ月運転してみて気づいたことについて教えます

7速ATは9速ATに及ばない

2018年モデルのGLCクーペから2016年式のS300h乗り換えてオートマッチクについて思ったことは、やはり7速では9速にはかなわないということです。

 

Sクラスが2017年のマイナーチェンジで7速から9速になったのも当然だと感じました。

 

S300hのストップした状態からのスタートではエンジンは1速でまず2,000回転まで上昇してから、シフトアップして1,000回転台に落ちます。

 

GLCクーペはスタート時には2,000回転までは上昇しなかったと思います。

 

停止からのスタートもATの多段化によりとてもスムーズでした。

 

S300hの発進の場合は当然ディーゼルエンジンが2,000回転ともなれば車外では結構なエンジン音となっているのではないでしょうか。

 

Sクラスは遮音がしっかりしていますのでそれほどディーゼル音は気にならないと言いたいところですが、スタート時の音は結構車内に聞こえてきます。

 

このエンジン音が大きいことで当初S300hを発信させる時にあまりアクセルを踏み込まなかったので、GLCクーペより車重が重いS300hは加速がとても遅いと感じていました。

 

2,000回転までエンジン回転が一挙に上昇するのもいかがなものかと感じていましたので、その発進のスロットルワークでは鈍重な車を購入してしまったのかなと感じていたのです。

 

それである日高まるエンジン音は気にしないで、もっと発進時にアクセルを強く踏むとどうなるか試したのですが、これが目から鱗が落ちる結果となったのです。

 

当然エンジンは2,000回転まで回るのですが、車は前にスッと押し出されて気持ちよく発進するではありませんか。

 

そのため発進からの加速が遅いというイメージは無くなり、2,000回転に達するとすぐにシフトアップしますのでエンジン音もあまり気にならなくなりました。

 

S300hの発進時の正しい乗り方はこれだったのかもしれないと思いました。

 

発進で強くアクセルを踏みますので燃費が落ちるかもと思いましたが、毎日の通勤ではほとんど差が出ませんでした。

 

このことでS300hのATは7速しかないという事の呪縛が無くなり、通勤での運転を楽しめるようになりました。

 

マイナーチェンジ後のSが良いのはわかりますが、格安の中古車のSクラスでも十分に乗り心地が楽しめるのですから、7速ATは我慢のできる範囲と感じるようになりました。

低速での不快感

速度が40q/hから50q/hの速度域で少し上り坂などの場面でエンジンの振動というか、ATの問題なのか、モーターが原因なのか、個体の問題なのかよくわかりませんが、こもったような微振動による不快感があります。

 

ATが4速で1,000回転程度の40q/hほどの速度で上り坂という場面では顕著です。

 

通勤ではよく使用する速度域なのでとても気になります。

 

平坦な道ではあまり感じることがないのですが、こういった場面でGLCクーペではこのような感じはありませんでしたのでSクラスらしくないなと思ってしまいます。

ひじ掛けの物入れが浅い

GLCクーペのひじ掛けの下の物入れにはティッシュボックスとサングラスなどを入れていたのですが、S300hの物入れの浅いことには驚きました。

 

外観は大型の物入れかと思わせるのですが、空けると薄型のティッッシュボックスが1個しか入るスペースしかありません。

 

サングラスはルームランプの所に入れるスペースがあるのですが、用途によって車を乗り換える私にはメガネとサングラスを入れておく場所が必要なのです。

 

S300hのグローブボックスもとても小さいので、説明書も入りませんしあまり使えるものではありません。

 

荷物はバックに入れてリアシートに置くしかないのですが、ロングのリアシートは手を伸ばして荷物を取ることはできません。

不具合がたまに発生します

購入してから小さな不具合がたまに発生します。

 

まず車に乗るとリアとリアのサイドガラスのブラインドが作動していました。

 

作動スイッチを押した覚えはまったくないのでとても不思議でした。

 

また下り坂での発進で強い加速状態からアクセルオフした時に「バコン」と大きな音がして何が起こったのか分かりませんでした。

 

今の所その時の1回だけなのですが、前オーナーが4年で手放したのも不具合が発生しだしたりしていたかもと思いました。

 

ブレーキペダルからたまにスプリングが起因している様なポヨンという小さな音がすることもありました。

 

異常や故障に関してはヤナセの認定中古車で2年間の保証が付いている車両ですから、何かあれば無償で修理してくれるので良いのですが。

 

ヤナセからは新車でもないのですが購入後の無料1か月点検の案内ハガキが来ていましたので、見てもらった方が良いかなと思っています。

燃費について

平均速度が20q/hほどの通勤がメインで700キロほどの距離を走行し、実際に給油した燃料の量から算出した燃費は13.8q/?となりました。

 

Sクラスに乗る人は燃費など気にならない方も多いと思いますが、通勤だけで1か月に920kmほどを走行する私にとっては燃費が良いのはとても助かります。

 

1ヶ月の軽油の給油が1回で済むことと、燃料代金が7,000円程度で済むのはとても助かります。

 

燃費についてはS300hを購入して良かったと感じました。

高速での感想について

高速道路でのS300hはとても運転が楽しい車です。

 

もちろんやAMGは運転したことがありませんので比較できませんが、料金所から本線への合流の加速や巡航に関してはとても2,200ccのディーゼルエンジンの車には思えないのです。

 

GLC220dのエンジンは最高出力が170ps(125kW)/3000-4200rpm、最大トルクが400Nm(40.8kgm)/1400-2800rpmでしたが300hは最高出力が204ps(150kW)/3800rpm、最大トルクが500Nm (51.0kgm)/1600-1800rpmと少しだけチューンされています。

 

モーターの最高出力が20kW(27ps)と最大トルクが250Nm(25.5kgm)のパワーも加速時には加わりますので加速が必要な時にアクセルを踏みますと違いがしっかりわかります。

 

システム最大出力の170kW(231ps)とシステム最大トルクの750Nm(76.5kgm)は高速道路の巡航においてはとても魅力的で満足でした。

 

エアサスはもちろんスポーツにすれば制限速度内の巡航では安心感の塊です。

 

音に関しても高速走行ではディーゼルエンジンということを感じさせませんので、本当にSクラスに買い替えて良かったと思います。

車両の状態について

4年2か月落ちの中古車の状態はそれなりの経年劣化を覚悟していましたが、ヤナセの認定中古車はとても清掃が行き届いていて快適に使うことが出来ています。

 

内装のスイッチ類には使用感があるのですが、シートなどはしっかりクリーニングされていたのでとてもきれいでした。

 

エンジンルームもとてもきれいな状態となっていて、一部のゴムパーツの表面は経年劣化を感じるものもありますが、ポリメイトで表面を拭けばきれいになりました。

 

 

 

表面をポリメイトで拭いてきれいにしました。

 

 

ボンネット裏には吸音材がしっかりと貼られていました。

 

 

塗装やホイールも納車時に磨きこみをしてくれたとの事でしたので、認定中古車を購入して良かったと思いました。

 

 

 

 

 

ペリドットブラウンはぱっと見にはブラックに見えてしまいます。

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