約55坪しかない我が家の敷地に3世代が住む3階建てを建てるということで、へーベルの設計の方はフレックスというモデルで設計されました。
1階、2階、3階がそれぞれ独立して生活が出来るようにキッチン、トイレ、風呂、洗面所、納戸があります。
そのため階段、トイレ、洗面所、部屋の出入口などの広さにやはり制限がありました。
住んでみてもう少し広い方が良かったなと思えることが多々出てきましたのでお伝えしたいと思います。
我が家の希望は広くて緩い階段だったのですが、敷地が狭いことから階段は標準Uターン階段よりは緩やかなロングUターン階段になりました。
本当は標準より幅が15cm広いロング21Uターン階段にしたかったのですが無理でした。
設計の方にこの階段の幅で2、3階に冷蔵庫や洗濯機は階段から上げることができますかと聞きましたら大丈夫ですとの回答を頂きました。
どこのお宅もこの階段で問題なく上げていますと言われました。
家が完成しましたので新しい洗濯機と冷蔵庫、テレビを購入した家電量販店の配送スタッフに見てもらいましたら洗濯機と冷蔵庫は階段では無理だと言われました。
そのためクレーンを使っての搬入となりました。
そして引っ越しの当日になってダブルベッドやキュリオケースも階段からの搬入は出来ないと引っ越し業者に言われて、2、3階のベランダから吊って入れるという大変な作業となりました。
ピアノももちろん通りませんのでクレーンを利用しなければなりません。
階段だけは妥協しないで幅が15センチ広いロング21Uターン階段にすればよかったと後悔しています。
我が家の洗面所は洗面台と洗濯機と脱衣所でキチキチです。
そのため洗面台の広さについてはまったく気にしていませんでした。
洗面台はデザインセンターでメーカー別の機能説明を聞いただけでTOTO製に決めてしまいました。
我が家の洗面台の幅は08巾モデルですから間口750ミリ、洗面部の奥行は550ミリしかありません。
へーベルハウスの洗面台はTOTOの既製品とは配管の位置などが違うそうです。
スタンダードタイプですから洗面部の素材もポリエステル系もものとなっています。
実際に使ってみて気づいたのですが、我が家が以前使っていた洗面台は奥行きも幅もある広い洗面台だったのです。
そのため顔を洗うのも快適でしたが、へーベルハウスに採用されている洗面台は洗面部分の奥行が足りないのか足元に顔を洗う水が落ちてしまいます。
落ちない様に洗うには少し顔を斜めにしなければなりませんが、巾が狭いので大変です。
巾が1mほどあればもっと快適だったと感じています。
また洗面台の高さも低いと感じています。
トイレは標準の機種が嫌でしたので変更機種を確認しにTOTOのショールームまで行ったのですが、この時に洗面台の奥行と高さを確認すればよかったと後悔しています。