セキスイハイムの営業担当には布基礎よりもベタ基礎の方が強いと言われました。
家の荷重を面で支える構造なので地盤沈下にも強いと言われました。
それと全てコンクリートにて地面を覆いますので白アリや湿気などにも強いと言われました。
そういった事も思い出しながら我が家の基礎工事を毎日しっかり観察していました。
実際に基礎工事を行うのはへーベルハウスから施工の依頼を受けた業者となります。
我が家の場合は有限会社マ◯○組というところでした。
実際にはこの業者のレベルによって我が家の基礎の良し悪しは決まると言えるのではないでしょうか。
基礎の成形には鋼製の型がメインに使用されていたのですが、我が家の場合は一部地盤の関係で深基礎となっています。
通常の基礎から深基礎になる際のテーパー部分の成形にはスタイロフォームが使用されていました。
このスタイロフォームは鋼製の枠を外す際に同時に外すと思っていたのですが、なんとそのまま埋められているではないですか。
これが掘り出してもらった物ですが、結構埋められていましたことがわかります。
これはすぐに現場管理の方に連絡して埋まったところも掘り取り外してもらいました。
何も言わなければそのまま埋められてしまっていたでしょう。
また、基礎用の溝を掘った際に解体した前の家の基礎の一部のコンクリートの塊が出てきた様で、敷地内に置いてあったのですが、この塊はどの様に処理したか管理者から業者に聞いてもらいましたら分からないという回答でした。
へーベルハウスの現場の管理の方は通常この様なコンクリートの塊が出た場合はオーナーに埋め戻して良いかどうか聞きますと言っていました。
今回は聞かれませんでしたが。
工事現場にはアイスクリームの棒やタバコの吸い殻も捨てられていましたが、こういったレベルの業者が我が家の基礎担当でした。
基礎工事は我が家の場合は20日間かかりました。
重機で基礎部分を掘り、掘った場所に捨てコンが打たれます。
そこに成形されて現場で組み立てる状態の鉄筋が運び込まれ、基礎の鉄筋が出来上がります。
現場で鉄筋を組むのでは無いことから精度は良いのではないでしょうか。
我が家は3階建てですからラーメン構造となり、主筋やスターラップ配筋は2階建ての倍の2本となっています。
また、柱脚部の基礎配筋はしっかりしていると感じられました。
コンクリートを流し込む前に鉄筋の検査があるそうですが、これには第3者も立ち会うそうです。
検査内容については教えてくれるのかと聞きますと、通常は見せないとのことですが、後日見せてくれるとのことでした。
コンクリートを流し込みましたら上からカバーがかけられていました。
急激な乾燥を防ぐためのものとのことで、乾燥は5日間とのことでした。
基礎の周りは埋め戻され、鉄骨の建て方を待つばかりとなりました。
地面の部分にはビニールが敷かれ、すでに配管も翌日には通っていました。
こちらは我が家の近くで建築中の某自由設計の住宅メーカーの建築現場です。
このメーカーはべた基礎のメーカーなのですが、鉄筋の太さは2階建てではこの様なものなのでしょうか。
我が家の鉄筋の太さがよくわかりました。
また、コンクリートは立ち上がりの部分を床板が乾燥してから後で作るのでしょうか。
素人が考えると床部と立ち上がり部のコンクリートが接合しない気がしてたまらないのですが。
急激に乾燥させない養生もされていないのを見ますと色々ありましたが、我が家はヘーベルで良かったなと思いました。