ショップチャンネルでダイソンのV8スリムフラフィが販売されていて、ホース部分も短くなって掃除しやすいというPRでしたので購入して使ってみました。
正直な感想は広い場所の掃除をしている時には何も不満はないのですが、ヘッドの幅が25cmもあることから狭い所や階段などを掃除する時は非常に使いにくいと感じました。
ヘッドをミニモーターヘッドに交換すれば良いのですが、いちいち掃除中に交換するのはとても面倒くさいのです。
我が家では通常の掃除機はパナソニックの紙パック式掃除機 MC-JP820Gを使っているのですが、このヘッドが優れていて、足でスイッチ部分を踏むだけで子ノズルにする事ができるのです。
部屋を掃除していて隅や家具と壁の間の掃除は通常のヘッドから子ノズルへ簡単に切替できますのでとても便利なのです。
そのため幅が25cmもあるヘッドのV8スリムフラフィよりも、ヘッドの幅が22cmのものを使っていたDC61の方が良かったのは別記事に書かせてもらっています。
一時はパナソニックのコードレススティック掃除機のMC-SBU840Kを購入しようかと思ったのですが、Dyson Microマイクロ 1.5kg (SV21 FF)を購入することにしました。
Dyson Microは名前の通り1.5kgしか重さが無いのですが、持って実際に掃除をしますと持ち上げるのではないため、2.15sのV8スリムフラフィとの差はあまり感じませんでした。
とても良いなと思ったのはヘッドの幅が20.7cmほどとコンパクトな事と、高さも低いのでスリムになっていることです。
コンパクトで軽いヘッドは掃除の際に便利なのは当たりまえです。
ただし1点のみ注意しなければならないのが掃除機を持つ部分の高さが22.2cmと高くなった事です。
V8スリムフラフィは高さが21cmなのでそれほど差は無いかなと思ったのですが、ベッドの下を掃除する時に問題が起こりました。
V8スリムフラフィでは問題なくベッドの下を掃除する際に掃除機を一番奥まで突っ込んで掃除することができたのですが、Dyson Micro1.5kgは高さが高い事とハンドル部分の形状のためかベッドのフレームにあたってしまって掃除機を一番奥まで突っ込んで掃除する事が出来なかったのです。
この点だけが我が家では問題になったのですが、それ以外の点ではおおむね満足しています。
階段の掃除の際にはヘッドのコンパクトさと軽さによって掃除はV8スリムフラフィよりもかなり楽になりました。
2台の比較表は次となります。
Dyson Micro1.5kg (SV21 FF)
1.50kg
幅207 長さ1091 高さ222
Dyson V8 Slim Fluffy
2.15 kg
幅250 長さ1123 高さ210
Dyson Micro1.5kgは通常の使用では18〜20分ほどしかバッテリーの電源が持ちませんので、じっくりと掃除をしたい場合には途中で使えなくなってしまいます。
もちろんパワーをMAXにした場合は5分しかバッテリーは持ちません。
エコモードでのDyson Micro1.5kgの吸引力は強力をうたい文句にしているダイソンの掃除機としては普通に感じてしまいます。
そのためMAXで掃除したいのですが、5分ほどで掃除できる場所に限定されてしまいます。
そのため我が家では部屋の広い部分はV8スリムフラフィを使い、階段や掃除機を持ち上げて掃除をしなければならない部分にはDyson Micro1.5kgという使い分けをしています。
V8スリムフラフィの稼働時間は30分ですからDyson Micro1.5kgと組み合わせればかなり便利に掃除できます。
そしてDyson Micro1.5kgが良いなと思ったのは起動のスイッチが押しボタン方式になった事です。
V8スリムフラフィはトリガー式スイッチですからずっと掃除していると指が疲れるのです。
最後にゴミを捨てる場合については簡単で便利なのは圧倒的にV8スリムフラフィです。
Dyson Micro1.5kgはいちいちホースを本体から抜かないとゴミを捨てることができません。
本体が軽いのでまだ良いのですが、この点は気になる方はチェックした方が良いかもしれません。