アクセスについて

粋香までは名鉄電車の青山駅から行ったのですが、青山駅は特急が停まるのですが無人の駅でした。

 

駅からタクシーでと思いましたが、平日の午前11時30分頃には駅前のロータリーには居ませんでしたのでお店まで歩くことにしました。

 

青山駅からは道なりに1.3キロでしたからゆっくり散歩のつもりで歩いて20分でした。

 

お店の周りは住宅街で、他には飲食店が無い場所で、ポツンと一軒店でした。

 

 

 

お店の周りには広い駐車場がありますので自家用車で行かれる方も問題ありません。

席と個室について

お店の営業はランチでは正午からとなっていましたが、午前11時45分に到着しましたらすでにのれんが出ていましたので、お店に入りますと料理は正午からとなりますが、席に案内されました。

 

今回は個室を予約していましたが、個室は1室のみで他はテーブル席となっていました。

 

 

平日の金曜日のランチでしたので客は私たちとテーブル席の2名だけとなっていました。

 

 

とても静かな個室でランチを堪能させて頂きました。

料理について

実は今回のランチはお呼ばれですからどのコースなのか分からないのですが、おまかせではないかと思います。

 

お品書きはありませんので料理を持ってきて頂く度に料理の説明をしてくれます。

 

まずは前菜ですが、こちらのジュレとソースの下にはシャコがありますが、これがとても新鮮で美味しく1品目からさすがミシュランガイドに載ったお店の料理と思いました。

 

蛸もとても美味しく煮込まれていてお酒のあてとしては最高でした。

 

 

次はミル貝のよもぎ麩のせですが、ミル貝が新鮮でコリコリの食感が溜まりません。

 

 

椀物はとり貝のお吸い物ですが、とり貝は刺身でも食べることができるものがお吸い物にしゃぶしゃぶの様に入れてありますので、すぐに食べるのがお勧めだと言われました。

 

 

確かに絶妙な加減となったとり貝を頂くことができましたので、料理のレベルの高さと、食材の新鮮さがわかります。

 

料理を運んでくれているスタッフの話では、新鮮な海鮮の素材は大将がかなり気を使っているとのことで、納入業者も対応が大変とのことと教えてくれました。

 

お造りは2種類あって、1品目は鯛でしたが、新鮮な鯛とソース、あおさのコンビネーションが抜群でした。

 

 

もう一品は鯵の刺身ですが、こちらは撮るのを忘れてしまいました。

 

私が食べた子鯵の刺身では最高級の新鮮さと美味しさでしたので、画像を撮り忘れたのが大ショックでした。

 

次の料理は温物で、鯛と筍とわらびですがさすが京料理を修行された方の料理だと感心しました。

 

 

この頃になりますとワインを頂いていて、料理の説明をほとんど覚えていませんので申し訳ありませんが、美味しかったのは確かです。

 

そして焼物はステーキですが、焼き加減は最高でした。

 

 

揚物は半分に切れている物はハマグリなのですが、これは画像を見て頂くとわかる様にレアに揚っていて、こんなに美味しいハマグリは初めてでした。

 

 

ワインの量を抑えるのが大変でした。

 

そして蕎麦は10割そばですが、つなぎが無い蕎麦とは思えない美味しさです。

 

 

御飯は鯛飯で、本日は鯛の料理を堪能させて頂きました。

 

 

水物はいよかんゼリーです。

 

 

粋香の会席料理はそれなりのお値段となっているのですが、その内容と味を知ってしまいますと妥当な値段と思いました。

 

とても美味しい料理をごちそうさまでした。

飲み物について

粋香はランチで利用しましたが、せっかくのミシュランのお店ですからアルコールも少し頂くことにしました。

 

そしてドリンクの高額なのに驚きました。

 

もっとも高級店ですからこの金額は妥当なのですが、ビールの中が800円しました。

 

ビールは美味しい料理のためすぐに無くなってしまいましたので、次にはワインをボトルで飲もうとなりました。

 

ワインのリストを見てまた、ボトルの高額なのに驚きました。

 

 

 

 

それでもせっかくの高級店ですから、一番安価なワインを注文することにしました。

 

シャトー・デ・ローレ(2015)が8,560円と最安値でしたので注文しましたら、スタッフの方がこの後のステーキには合いますがそれ以外の料理との相性は味がフルボディのため、少しライトな赤ワインにしなくてもよろしいですかと言われました。

 

正直な話でワインの価格がそれなりの値段となっていますので一番安価なものを選んだと伝えますと、同等の値段で少しライトな赤ワインもありますと言われました。

 

また、焼き物以外は魚介料理ですから白ワインの方が料理に合うとも言われましたが、最安値でも11,000円となっていました。

 

実はお祝いも兼ねてのランチでしたからシャンパンをとも思ったのですが、フルボボトルで14,700円からでしたのであきらめました。

 

そうして悩んでいましたら最安値の赤ワインと同等の価格の9,000円でお勧めのロゼワインがあると言われましたのでそれを頂くことにしました。

 

これが大正解で魚介料理にも合いますし、お肉料理にも合うと思いました。

 

ロゼワインはドメーヌ・ミューラー・ケベルレのシンボワーズというオーガニックワインでした。

 

 

ネットでのコメントは品種的には白葡萄の構成でロゼというよりかは、オレンジワイン的な方向で、とってもしなやかで気品溢れる質感だそうです。

 

販売価格は4,400円となっていましので、機会があればもう一度飲んでみたい美味しさでした。

 

もちろんワインも大将が料理に合うもので、他店ではあまりないものを選んでいるとのことでした。

 

グラスも赤ワイン用の香りが楽しめるもので頂きましが、これはこれでより美味しく頂くことができました。

 

ぎちそうさまでした。