ベンツのGLCクーペに標準装備されてきたタイヤはハンコックタイヤヴェンタスS1エヴォ2という銘柄でした。
今までブリジストンタイヤを多く使用してきたことから韓国メーカーのタイヤはどういったものかと思って乗り始めました。
もちろんMBの認証タイヤですからそれなりの性能だろうなと思っていたのですが、最初の印象はBSタイヤと同じでまったく問題ないものだと感じていました。
ところが1年経過して走行距離が13,000キロほどとなった今は印象が違ってきました。
路面が荒れている場合やワダチがあるところではハンドルを取られることがあるのです。
フロントタイヤの幅があるからということも影響していると思いますが、最初の頃にはまったく感じなかったことです。
10,000キロを超えた頃から少しずつ感じる様になったのです。
タイヤの摩耗はひどくないのでここまで変わるのはいかがかと思います。
4マチックは通常の走行時はFFの状態で走っています。
FFはあまりワダチの影響を受けないと思っていたので今のハンコックタイヤの状況は意外でした。
こちらが現在のフロントタイヤの状況です。
それほど摩耗していないのが確認できると思います。
リアタイヤはもっと摩耗が少ない状態です。
整った路面ではまったく問題ないタイヤなのですが、最近は路面補修もあまりされないことから荒れた路面が多いのでハンコックタイヤのハンドリングは疲れます。
もともと長時間の通勤を楽にするために購入した車ですから、これ以上ハンドリングがひどくなった時にはタイヤ交換をするつもりです。
GLCクーペ4マチックを購入検討する際にタイヤが冷えた状態でハンドルを切るとスリップスティック現象が起こり、タイヤがガタガタ言いますと言われました。
購入してタイヤが温まっていない朝一番にはガタガタが発生したのですが、それほど気になるものではありませんでした。
それが最近ではタイヤが温まっていてもハンドルを目いっぱい切って曲がる際にはこの現象が起こる様になりました。
タイヤが1年の経年劣化でサイドが固くなったのでしょうか。
このフロントタイヤのガタガタを他の人に運転してもらってタイヤがどうなっているのか確認しました。
タイヤのサイドが路面と接地しているのでグニャリとなるのですが、これが少し動くと戻り、またグニャリとなって戻るを繰り返しますのでガタガタいうのです。
カーブ中はグニャリと戻るをタイヤのサイドは何度も繰り返しますのでタイヤがホイールから外れないかと心配になるほどです。
AMGの21インチで起こるという記事を見ましたが、19インチのハンコックタイヤの私のGLCクーペでも毎日起きています。
当初はタイヤが冷えている最初だけでしたが、今ではタイヤが温まっている状況でも普通に発生していますので、ハンコックタイヤが1年で劣化したのかもしれません。
ちなみにGLA45のフロントタイヤでも同じ症状は起こっています。
GLA45のフロントタイヤは235 45R19で、タイヤが薄い分外から見ると不安になるほどのゆがみの状況が発生しています。
GLA45のタイヤはコンチネンタルコンチスポーツコンタクト5Pとなっています。
4マッチクの購入は次回はしないかもしれません。