わが家の1階には全面ガラス製の勝手口ドアがあるのですが、こちらの防犯対策として窓ガラス防犯フィルムと窓ガラスの衝撃を感知してブザーが鳴る侵入防止ブザーを取り付けることにしました。
全面ガラス製の勝手口ドアには元々外側には格子が付けられていますし、ガラスは2重ガラスで外側は網入りガラスで内側はLow-Eガラスの複層ガラスとなっています。
シールが貼られているので防火サッシということがわかります。
そして防犯のための鍵は上下2か所にあり、上の鍵は脱着式のサムターンとなっていますので、いつもはサムターンを外してあることから万が一ガラスを破られてもサムターンを回してドアを開けることができない様になっています。
それでも万が一を考えて防犯フィルムと窓ガラスの衝撃を感知してブザーが鳴る侵入防止ブザーを取り付けることにしました
防犯フィルムはどれを貼ろうかと探してみますと格安なものから高価なものまで色々ありました。
防犯フィルムを貼る業者のサイトを見ますと自分で貼っても効果が無いというサイトもあって、なぜなのかが書かれています。
主な要因は100〜200ミクロンの厚さしかないという事の様です。
確かに通販で2,000円から3,000円ほどの格安で販売されている防犯フィルムの厚さを調べますと200ミクロンほどしかありませんでした。
防犯フィルムを貼る業者のサイトには最低350ミクロン以上の防犯フィルム又はCPマーク認定品がおすすめとなっていました。
ALSOKのサイトには防犯フィルムを自分で貼る際の3つの注意点が書かれていました。
1、防犯フィルムのサイズが小さすぎると、フィルムが貼られていない部分を割られ、手を伸ばして外から鍵を開けられてしまうので防犯フィルムのサイズはA3以上を選ぶ
2、ガラスにほこりやゴミなどが付いていると、防犯フィルムがガラスに密着せず、すぐに剥がれてしまったり、防犯性能が低下したりする可能性があるので貼る前にガラスの汚れを落とす
3、ガラスと防犯フィルムをしっかり圧着する
そして防犯フィルムを選ぶときの2つのポイントも書かれていました。
1、防犯フィルムの厚みは「ミクロン」という単位で表されているが、200ミクロン程度の防犯フィルムではせっかく貼ってもすぐに破られてしまうため、350ミクロン程度の厚みがある防犯フィルムを選ぶようにする
2、施工が簡単な防犯フィルムを選ぶ
ということで私が選んだ防犯フィルムはノムラテックのA3サイズの防犯フィルムで厚さは360ミクロンあります。
購入して実際に貼ってみましたが、厚さを実感できるものでしたし、貼るのも暑さがあるために意外と簡単でした。
スプレーに中性洗剤を入れて窓ガラスをしっかりと掃除をしてから、再びたっぷりとガラスにスプレーをし、防犯フィルムにもスプレーして貼ります。
付属のヘラでフィルム内の気泡や洗剤を押し出せばきれいに貼ることができます。
貼った後でフィルムの端部がガラスから浮いてしまっている場所がありましたので上からテープで1日ほど養生しましたらぴったりとガラスに張り付いていました。
貼った後は透明ですからまったく目立つことはなく、よく見ないと分かりません。
付属していました侵入防止対策済みのシールもしっかりと貼っておきました。
わが家の1階の窓には電動のシャッター雨戸が付いている窓がほとんどですが、一部雨戸が無い窓がありますので、以前から窓ガラスが開けられた時にブザーが鳴るELPAのアラームを付けていました。
こちらの窓の外側には格子があるのですが、念のため付けていました。
ELPAのアラームの問題点は大音量と書いてあるのですが、その音の大きさはあまり大きくないと感じてしまうことです。
調べてみますとELPAのアラームの音量は90デシベルしかなく、25秒ほどなり続けるということです。
アラームの近くに居る場合は良いのですが、2階の部屋に居る場合はあまり聞こえないのではないでしょうか。
そこでもっと大音量のアラームが無いのかと探したところ見つけたのがアラーム音の大きさが130デシベルのものです。
送られて来たものを見ますと海外製でした。
実際にアラームを鳴らしてみますとELPAのアラームの音量は90デシベルとは比べ物にならない大きなアラームでした。
電池は1年もつとのことでしたし、価格も1個1,000円以下でしたから試しに購入してみましたが、これはとても良いと思いました。
全面ガラス製の勝手口ドアに付けましたが、ELPAのアラームが需要が高くなってすぐに手に入らないようですし、価格もそれなりとなっていますので安価で設置できる防犯ブザーはとても良いのではないでしょうか。