ヘーベルハウスを建ててから早いものですでに2年が経過したので2年点検をしてもらいました。
午後1時からの点検開始でしたが我が家は3階建てということもあって点検が終了したのは午後6時頃となりました。
それほど各階の壁や建具、ドアや引き戸、窓や設備機器の点検をしっかりとしてくれたのです。
今回の点検の際に担当の方から伝えられたのは、従来は建築後30年までの点検システムであったものが60年までのシステムになったということです。
どうしてなのかと理由を聞きましたら30年目までは無料点検があることから補修工事などはへーべリアンセンターに発注されるそうですが、30年経過するとへーべリアンセンターよりも安価な業者に工事などを発注される方が多いのだそうです。
そのため30年経過した後にも補修需要をへーべリアンセンターが取込みたいので60年点検システムにしたと言われました。
でも30年後からの点検は有料ですからどうなるでしょうね。
現在の家主である私たちは60年後には絶対にもう居ないから関係ないかなと伝えておきました。
1年点検の際にチェックした壁紙や建具の隙間の再度のチェックと新しく不具合が発生していないかをライトを当ててチェックされていました。
壁紙にライトを当てますと住んでいる私たちも気づかなかった隙間が何か所か発見されました。
今回の2年点検には実際に我が家の建築に携わった工務店の方も同行していて、壁紙の隙間や下地によってできた段差の修理を行ってくれました。
2階から3階までの階段部には大きな吹き抜け部の壁の下地の継ぎ合わせ部分が動いて、壁紙にしっかりと段差が写っている部分がありました。
1年点検時にも直して頂いたのですが、今回も気になるレベルとなってきたので再び行ってもらいました。
段差ができる原因については2階部分と3階部分の鉄骨の継ぎ目にかかる力がこの部分の壁の下地に作用しているとのことでした。
玄関ドアの開閉はまったく気になっていなかったのですが、担当者の方は調整した方が良いとのことでドアを外して行ってくれました。
もちろん外壁や基礎部分もしっかり見て周ってくれました。
2、3階にあるベランダやそらのまの防水シートの状態のチェックもしてくれましたが、まったく問題ないとのことでした。
建て替え前のパナホームは壁紙が経年劣化を感じる様になったので張り替えを行いました。
ヘーベルハウスに住まわれている方は何年ほどで壁紙を張り替えているのかと聞きましたらほとんどの方は行わないと言われました。
間取り変更などのリホームを行う方しか壁紙は替えないそうです。
どれほど壁紙に耐久性があるのか楽しみです。
我が家はもう2年経過したのですが、先日ヘーベルハウスではない住宅メーカーの担当者が来たので1階の和室で打ち合わせを行った際に2年経過した住宅にはまったく見えないと言われました。
確かに住んでいる私たちも今のところまったく劣化などを感じていません。
今のところそういった点も含めてヘーベルハウスは満足しています。
2年点検の際に3階の屋根の防水シートや太陽光発電パネルは点検しないのか聞きました。
そのポイントは5年点検で確認するとのことでしたが、我が家は3階のベランダ部がそらのまとなっていることから簡単に点検できるのでありがたいと言われました。
3階建ての住宅の屋根の上の点検をするには通常はそこまで上がるために高所作業車が必要になるのだそうです。
その点我が家はそらのまがあるので脚立があればそらのまから簡単に屋根上に上がって点検できるとのことでした。
太陽光発電のパネルや防水シートに不具合が発生した場合の修理なども安価にできるとのことでした。
そらのまは屋根の保守メンテナンスにも非常に役立つことがわかりました。