FJクルーザーを夜間運転していますとヘッドライトが車幅よりもかなり内側にあるために車幅を対向車があまり認識してくれないために、対向車が車幅が狭い車と思って向かってきたため怖い思いをしたことがあります。
私のFJクルーザーはヘッドライトをHIDに変更してあるので、結構目立つと思っていたのですが、対向車線から来るノーマルバルブのFJクルーザーを暗い夜道で見たとき、車幅が分かりにくい車だと認識しました。
対向車が左側に障害物があった際に対向車の私のFJクルーザーが車幅の狭い車だと感じたのか、車線をはみ出してこようとしたのですが、近づいた私の車が車幅が広い車だと直前に気がついて急ブレーキを踏んだことがありました。
それから何かFJクルーザーの幅を認識してもらう方法はないかと思って調べたら見つけたのがウインカーポジションを点燈させることです。
FJクルーザーのウインカーポジションを点燈させるにはリレー方式もあるようですが、もっと簡単にできる方法がありました。
それは既存の配線を利用することで簡単にできるのです。
逆輸入のFJクルーザーはウインカーポジションが車幅灯として点燈しているのではないでしょうか。
日本国内仕様はなぜか配線にメクラ蓋がしてありますので、法令的に点燈できないのかもしれません。
とても簡単な配線なのですが、コネクターのピンに防水のためのシールも付属していますし、車検時のための対策などがされていますので、購入してよかったキットでした。
販売しているのは愛知県の安城市にありますTASKというショップです。
電話で在庫を確認しましたらあるとのことで訪れました。
自分でキットを取り付けますと伝えましたら工具を貸してもらえましたので、ショップにて自分で取り付けることができました。
時間にしましたら写真を撮りながらでも20分ほどでした。
まずはボンネットを開けてウインカーポジションの裏側にあります電球が付いているソケットコネクターを外します。
回せば緩みますので電球が付いた状況で外して、電球を外して作業をします。
コネクターは3つピンがありますが、ひとつはオレンジ色のゴムでふたがしてあります。
このゴムは小さなドライバーで簡単に取れますのでここに配線のギボシを入れます。
ギボシはコの字型の形状となっていますので、コネクター側の入れる穴の形状を見て入れるだけです。
配線にはコネクターに水が入らないようにするゴムが付いていますので、コネクターに押し込めば、あとは外した電球を取り付けてソケットに付け戻すだけです。
意外と配線が短いので作業はしにくいのですが、行うことは簡単なことだけです。
次はヘッドライトの下部にあるポジション球の配線から電源を取るための配線コネクターの取り付けです。
ヘッドライトの裏側にあるポジション球のコネクターを外して上まで持ち上げ、緑色の配線にコネクターを取り付けます。
これだけで完了です。
左側のウインドウォッシヤーの注ぎ口は邪魔になりますから取り外して作業をしますと簡単です。
ウインカーポジションキットの取り付けでどうなったかという比較をしてみましょう。
まずは取り付け前ですが、ヘッドライトがHIDで明るいのでかえって車幅が分かりにくいのかもしれません。
そして取り付け後ですが、車幅がしっかりと確認できると思います。
これで夜の運転も安心です。
車検も問題なかったようで、点燈するままで受けてみましたが何も言われませんでした。
キット自体は点燈しないように簡単にできるようになっていたのですが不要でした。
次の車検時には点灯について指摘がありました。
その場合は線を1本外せば点灯しませんのでそれで車検は通過できます。