FJクルーザーに乗る前は320馬力ほどのアメリカンV8に乗っていましたので、FJクルーザーに乗り換えたら加速感は楽しめないと思っていましたが、実際にはかなり満足しています。
もちろん1.3トンの車重に310馬力のV8と2トン弱の車重に276馬力の加速は違うのですが、FJの加速には不満を感じません。
アメリカンV8は強大なトルクで暴力的な加速となり、ハイグリップタイヤもスタート時からトラクションコントロールが効いていてもホイールスピンをしてしまい、そのパワーが活かしきれない加速となってしまっていましたから、FJクルーザーの程よい1気筒あたりの排気量が大きいV6エンジンらしいトルク感と、VVTIのとてもスムズーな回転上昇での加速がとても気持ちが良いのです。
私のFJクルーザーのマフラー交換はしていませんので、エンジンを回しても官能的ではない静かな排気音とエンジン音で加速していくのですが、一般道での加速は軽く流れをリードしてしまいます。
たまにFJクルーザーが遅いと思い2車線の道路でパスされた場合などで、信号でパスした車と並んだ場合には、青信号に変わると共に置いてきぼりにしてあげることもできます。
もちろんフルスロットルにしなくても十分にダッシュしてくれます。
FJクルーザーの燃費は余り良くないためにいつも加速を楽しむといったことはしませんが、通常の運転で加速に不満が出るようなことはありません。
ポルシェのカイエンやメルセデスのゲレンデのAMGの様な加速は無理ですが、4駆としてはかなり加速の良いほうだと思っています。
見かけがFJクルーザーはかわいいので、これほど速いとは思われていないのを裏切ってあげるのは楽しいものです。
FJクルーザーのオーナーとなりますと、4駆なのに加速感も楽しめます。
偶然信号で並んだZと比べてみましたが、遅れることなくついていくことができました。
フルスロットルではなかったかもしれませんが・・・