メルセデスベンツのアルミモールの腐食した白サビを除去した方法と結果について教えます

メルセデスベンツのアルミモールの腐食した白サビを除去した方法と結果について教えます

白サビの発生状況

我が家のGLA45は屋根のない駐車場で露天駐車となっています。


購入してほぼ3年といった期間でドア周りのアルミモールは白さびが発生してとても悲惨な状況となっていました。


先日2年半乗って下取り車として売却したGLCクーペもアルミモールはくもりが発生していましたが、GLA45ほどひどい状況ではありませんでした。


どちらもヤナセでコーティング処理をしていたので、どうして白錆びの度合いに差が出たのかは分かりません。







いつも利用しているガソリンスタンドでコーティングを勧められた時に、アルミモールの錆びも取れるのか聞きました。


ヨーロッパ車に白さびは多いとのことで、きれいに取れるかは保証できなく難しいと言われてしまいました。


それでネットでアルミモールは白さびをDIYで除去した記事を読み、私も自分で除去しようと思いました。


通販でアルミモールの白さびを除去するものを探した時に、実際に使ってみた方の口コミが良かったのがホルツ欧州車専用アルミモール液体コート剤というものでした。


商品の説明では劣化が進んだアルミメッキモールを付属のサンドブロックで下地処理でき、その後に高濃度可撓性レジンコート剤を塗布すれば仕上るとのことでした。


コーティングは撥水効果が6 ヵ月以上持続して白サビの再発生を防止すると書いてあります。


結局は白錆びが発生したアルミモールの表面をけずってきれいにするといった作業ですから自分でもできると判断し、購入しました。




除去作業について

購入したホルツ製品にはボディまで削る影響が出ないようにするマスキングテープが入っていましたが、GLAはルーフのキャリアを付ける部分のアルミもありますので足りないと思いました。


また、テープ幅も小さいので別途マスキングテープは購入して使いました。


削るアルミモールのすぐ横にマスキングテープを貼って作業開始です。




サンドブロックというのはモールの表面をこすって削る際に力が入り、作業がしやすい長方形の表面にサンドペーパーが貼られたものです。


サンドペーパーの目地は3500番、1200番、600番、320番となっています。


目の粗い320番で白さびを削ってしまい、次に仕上げとして600番、1200番、3500番と細かい目のサンドペーパーで傷を目立たなくして行きます。




GLAは窓枠部分のアルミモールだけでなく、ルーフレール部分のアルミの白錆びも除去したので、入っていたサンドブロックの320番と600番では片方分しか削ることができませんでした。


そのため片側は320番と600番のサンドペーパーを別途購入して削る作業を行いました。


320番でアルミモールを削る際にあまり力を入れすぎると深い傷ができてしまいますので、注意が必要です。


600番で削るとアルミモールは光沢を失いますが、白錆びはきれいに除去されます。


仕上げに使った1200番は良かったのですが、3200番は使いますとすぐに表面がボロボロになり、ブロックから外れて使い物になりませんでした。


そのため私はコンパウンドを使用して最後の表面仕上げを行いました。


こちらがアルミモールを削り終えた表面の状況です。




仕上げのコーティングと結果について

コンパウンドを拭き上げて乾燥したらマスキングテープが付いた状態でレジンコート剤を塗ります。


コート剤は附属のスポンジで薄く塗り伸ばしていきます。


コート剤は非常に伸びますので少しの量で済みます。


入っていた小さなボトルのコート剤の量は、10回分はあるのではないでしょうか。


そのため半年ごとにコーティングをすれば再度白錆びが発生することなくきれいな状態が続くのではないでしょうか。


コーティングが渇きましたらマスキングテープをはずしました。


削ってコーティングをするまでの時間はルーフレールもありましたので2時間ほどかかってしまいました。


本来のアルミモールの艶は無くなってしまいましたが、白さびが無くなったことでとてもきれいになりましたので満足しています。


アルミモールの表面を見て気づいたのは中古で購入したベンツのS300hのアルミモールも、今回削ったものと同じ状態となっていたことです。


4年3か月落ちのS300hは納車前に磨き上げ作業をしてくれたとのことで、アルミモールのくもりも削って除去してくれたのでしょう。


余ったレジンコート剤できれいな状態となっているS300hのアルミモールにもコーティングを行いました。

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