4年3か月落ちのヤナセ認定中古車のメルセデスベンツS300hが通勤での運転途中に急にエンジンチェックランプが点灯しました。
エンジンを一旦停止させて再始動してもチェックランプは消えませんでしたのでディーラーに修理依頼の電話をしました。
エンジン出力の低下がありますかと営業担当に聞かれましたが、ほとんど感じることは無い状態でしたのでその旨伝えました。
それであれば担当は修理に入庫するまでそのまま乗っていてもかまわないとのことでしたので3日ほどそのまま運転しました。
チェックランプ点灯時には高速道路も走りましたが、その際にはいつもの様に燃費が伸びないので何かエンジンで調整が行われて走行が可能となっているのかと思いました。
こちらがNOXセンサーが故障した時の異常の表示でした。
ディーラーに入庫して見てもらったところ排気系に装着されているNOXセンサー(窒素酸化物センサー)の故障とのことで、センサーが錆びている状態であったと言われました。
メルセデスベンツのNOXセンサーは消耗品のため1年で交換することもあるということを聞いたことがありますが、s300hの場合は4年5か月ほどの長期間使用できたということでしょう。
もっとも中古で購入前の整備手帳は手元にありませんので、前オーナーが交換しているかもしれませんが。
メルセデスベンツの純正 NOXセンサーは部品代金が1個で10万円ほどとなります。
これがS300hには2個付いていますし、交換作業代金も通常の交換修理であれば発生します。
幸いにも私が購入したS300hには購入後2年の補償が付いていますので、もちろん修理代金はかからないとのことで安心しました。
Sクラスの中古車が故障した場合のパーツ代金は高額なことが多いと思いますので、やはり補償が付いた認定中古車を購入して良かったと思いました。
エンジンチェックランプ点灯について調べてみますと、チェックランプが点灯するとフェイルセーフが働くそうです。
燃費や吹け上がりに悪影響を及ぼしますので早めの交換が推奨されていました。
私の場合は高速道路での燃費が4Km/リットルほど悪化しましたのでやはりェイルセーフが働いたのでしょう。
修理によって燃費は戻りましたので安心です。