8年目となるメルセデスベンツW222のS300hの燃料キャップの紐が経年劣化で切れてしまいました。
もう1台所有しているGLA45の給油キャップの紐も以前に切れてしまいましたので、その時はゴム製の燃料キャップ保持ストラップだけを購入して自分で付け替えました。
純正品は紐だけでなくキャップごとのパーツ交換となりますので、それなりの金額となることから社外品の適合品の燃料キャップ保持ストラップ交換だけで済ませました。
今回も燃料キャップ保持ストラップの交換だけで済まそうと思ったのですが、ネットショップで探しても見つかりませんでした。
メルセデスベンツの燃料キャップ保持ストラップを多数取り扱っているショップにも聞いたのですが、残念ながらメルセデスベンツS300hのフューエルキャップに適合する物の在庫は無いと言われました。
W222のガソリン車の燃料キャップ保持ストラップはあるのですが、2224700605の純正フューエルキャップ用は残念ながら見つけることが出来ませんでした。
切れたことは気にしないで使うことは問題ないのですが、給油のたびに切れた紐を見るとなんとかならないかと思ってしまうのです。
家にある何かを使って切れた紐を修理できないかと考えていましたら閃きました。
それは車の配線などでも使用する圧着接続端子を使って切れた紐をつなぎ、その上から熱収縮チューブをかぶせるといった方法です。
圧着端子はアルミ製ですからむき出しにしていると目立ちますので、つないだ上に黒色の熱収縮チューブをかぶせれば目立たなくすることができます。
熱収縮チューブはライターの熱で軽く炙れば収縮して紐に密着してくれます。
燃料給油口の近くでライターを使用するのは危ないので、キャップごと外してから作業を行います。
当初は熱収縮チューブは圧着接続端子の周りだけ被せていたのですが、思ったよりも紐が劣化しているので、全体的に熱収縮チューブを被せて2重で補強しました。
修理の予算は100円もかかっていませんが、出来上がりは満足できるものとなりました。