毎日ワインを飲む私がよく購入するのはピアゴで購入するスタイルワンのワインのVINO TINTO(チリ産赤ワイン)です。
マンズワインが輸入して紙パック詰めしているもので、1.8リットル入りで820円のものです。
通常の瓶が720ミリリットルですから2.5倍入っていますので瓶のワインに換算しますと328円の激安ワインです。
ほどよい渋味のなめらかな味わいということで購入していますが、タンニンは若いワインなので滑らかではありませんし、果実味や濃縮感はあまりありません。
値段からしますと相応の味と思って飲んでいます。
そんなある日テレビの某番組で山梨県勝沼のワイナリーの方が安いワインを美味しくしてくれる方法を言っていましたので試してみることにしました。
ちなみに美味しいワインにする方法を教えてくれた方が作られたワインは世界最高級のワインコンクール、デカンタ・ワールド・ワイン・アワーズで最高の賞を取られています。
そのためそのワインは1本5,000円ほどとなっていました。
そんなすごい方が教えてくれた安いワインを美味しくする方法はワインと同じくブドウから作られているブランデーを少し入れることだそうです。
番組を見ていましたらワイングラスに入った赤ワインに小さじで1杯ほどブランデーを入れていました。
グラスは150ミリリットルほどですからこれに5ミリリットルほどのブランデーを入れるということです。
個人的にはそれよりも少し多めに入れた方が良いと感じてそうしました。
入れる量は試しながら飲むと良いのではないでしょうか。
テレビではブランデーは高価なものでなくても良いと言っていましたので、格安ワインに丁度良い格安ブランデーを購入しました。
購入したのはサントリーのVOという850円ほどのものです。
ワインは香りなどが良くわかりますようにサントリーのプレミアムモルツでもらった香るグラスを使用しました。
まずブランデーを入れて香りを嗅いでみました。
格安ブランデーのためか香りはそれほどの変化はなく、微かに香り豊かになったかなと思われる程度です。
味は思ったよりも変わっていました。
若い赤ワインのタンニンが減少してまろやかになっているではありませんか。
個人的には舌触りが違うと感じました。
年代ものの高級ワインのように香りを手に入れることはできませんが、落ち着いた味にはかなりなったと思いました。
サントリーのVOは640ミリリットルですからワイン128杯分です。
ボックスワイン10本分としますと1本では85円となりますので、VINO TINTOの価格と合わせましても900円ほどで美味しいワインが出来上がりなのです。
それでは白ワインではどうかと思い、いつもセブンイレブンで購入していますキンタ・ラス・カブラス カベルネ・ソーヴィニヨンでも試してみました。
キンタ・ラス・カブラス カベルネ・ソーヴィニヨンはとてもフルーティーなワインで酸味も強すぎるのですが、VOを入れますとまろやかになるではないですか。
今日もいつもの枝豆とのセットで家飲みですが、ワインが少しランクアップした気分でした。
ブランデー添加は意外と良いかもと感じました。
風味が乏しいワインを美味しくするには一度ワインを開けて空気に触れさせて1日置くと良いという方法もあるそうです。
ワインが空気に触れたことにより香りが広がることがあるそうです。
確かに高い美味しいワインを残してしまった場合、翌日になりますと味がかなり変わってしまうことがあります。
格安ワインの場合でしたらこれが良い結果となることがあるということですね。
こちらも安い日本酒を美味しく飲む方法ということでテレビで放送されていたものですが、アルコールの分子が細かく分かれることによって美味しく舌に感じるようになるといったものです。
飲み会で実際に振ってみたのですが、振る前のものと比べますととてもまろやかになったと飲み会の参加者は全員感じたようです。
高級ワインにはお勧めしませんが、格安ワインでしたら飲む前に振ってみることをお勧めします。