ヘーベルハウスの5年点検で見つかったのですが、窓の周りの壁紙がよれて盛り上がっているのです。
原因は夏の異常な暑さだそうで、静岡県よりも南のヘーベルハウスで発生しているとのことです。
暑さのため南側の窓の周りとのことでしたが、我が家では西や北西の窓の周りでも発生していました。
以前のヘーベルハウスは窓の周りは木枠だったそうしたが、額縁みたいで不評であったことから下部以外は木枠がなくなり壁紙が回り込む工法になったとのことです。
現在も壁紙が回り込む工法とのことです。
わが家ではカーテンで隠れてしまう部分でしたから気が付いていなかったのですが、不具合が指摘されて全箇所の修繕を無料にて行ってもらえる事になりました。
当初は接着剤の注入による補修での直る箇所もあるとのことでしたが、壁紙を貼る業者の方が来てもらって見てもらいましたら、全箇所の下地の修繕と壁紙の張替えとなりました。
わが家では1階から2階の南側全箇所とその他の箇所の張替えとなりましたので、張替え工事は1週間ほどとなりました。
壁紙が張替えとなりますのでエアコンの脱着もおこなわなければなりません。
カーテンレールも取り外す必要があります。
家具は移動しなければなりません。
住みながらの修繕ですから朝に床や家具の養生をしてから作業をスタートし、夕方には養生を撤去して生活をできるようにしてくれます。
作業はまずは壁紙をはがし、窓の周りの不具合点を削ってパテを塗って平坦にして樹脂を注入していました。
そして壁紙を全部剥がして新しい壁紙を貼り、つなぎ目の部分にコーキングを塗っていました。
2階は5か所の窓の周りの修繕だけで2日間かかりました。
これ以外にもまだ2か所の窓周りの修繕があり、こちらは取付け家具の脱着があることから別日の1日作業となります。
カーテンを外しましたら天井に亀裂が入っているのが見つかりました。
どうするのかなと見ていましたら天井の壁紙をはがしてパテで処理をし、壁紙を貼っていました。
こんな小さな部分の補修はどうなるのかと思ったのですが、色が違わないように剥がした壁紙を再利用して貼っていました。
継いだ部分が目立つのではと思ったのですが、貼った部分がほとんどわかりません。
聞きましたら壁紙の柄をしっかり合わせて修繕しているとのことでした。
さすがにプロの技はすごいと思いました。
これだけ大掛かりな修繕工事でしたが、工事費は無料となっています。
さすが大手住宅メーカーで、選んで良かったなと思いました。
工事期間は大変でしたが、5年経って経年劣化で済ませないメーカーの姿勢には感心しました。