
我が家の3階の南側には広いベランダがありその一部がそらのまとなっています。
このベランダの一部分を部屋にしてしまえばリビングが更にひろくなるのですが、あえてベランダとそらのまにしました。
作った理由はベランダにそらのまがあれば布団や洗濯物に直射日光を当てることができますし、ベランダの解放感もアップするからです。
3人の子供の洗濯物もかなりの量となりますので、ベランダが広いのはとても便利なのです。
ベランダよりも広いことから快適に5人分の洗濯物を干せるので家事が楽です。
また子供に夏に大きなビニールプールをベランダに出して遊ばせることもできますし、ベランダに炭火のコンロを置いてBBQをすることもできます。
絶対に室内ではできない炭火によるBBQはとても楽しいですし、そらのまの部分に炭火コンロを置けば臭いや煙もそのまますぐに抜けていきますので便利です。
焼肉はホットプレートで室内で行うと床などが油でべたべたになりますが、気候が良ければそらのまにテーブルとホットプレートで焼肉もできますので、床が油で汚れる事もありません。
新築の家のダイニングキッチンで焼肉は絶対にできないのですが、そらのまにテーブルを設置して家族での焼肉パーティーはとても楽しいものです。
そらのまの場所はリビングダイニングキッチンの隣のベランダですから、家事をしていても子供をベランダで安心して遊ばせることができます。
我が家は3階のベランダにそらのまかがあることから、少し離れたところの公園で行われる花火も見ることができます。
子供が小さい時には夏にはここに夕方からテントを張ってアウトドア気分を味わうのもとても喜んでくれます。
実用面だけでなくせっかく建てた我が家のベランダを楽しむアイテムとして、そらのまはとても気に入っています。
そらのまがあるベランダを実際の生活で使ってみた感想は、直射日光に当てたい洗濯物を干すにはとても便利ということです。
また布団を干すのも欄干に干すよりもベランダに置いた折り畳み式の布団干しを使った方が簡単にできます。
部屋の南側にあるベランダにそらのまがあることから、日中のリビングダイニングキッチンはとても明るくなります。
我が家は敷地が狭いので南側の敷地いっぱいに建物が建っています。
将来我が家の南側に家が建ったとしても、そらのまのおかげで3階のリビングダイニングキッチンには光が入って明るい部屋となるはずです。
建て替えをする前の我が家には4畳半ほどのベランダがありました。
ここで夏になりますと子供はビニールプールで遊んでいましたし、春や秋にはシートを敷いて寝転んで遊んでいました。
もちろんそらのまがあるベランダにはプールなどの水あそびに良い水栓も作ってあります。
とても暑い夏で直射日光を遮りたい時にはそらのまの天井部分にタープを張って、直射日光が当たらないようにすることができるフックも付けてあります。
失敗というほどではないのですが、そらのまとに面した部屋の境界にはしっかりサッシの立ち上がりがあり、ベランダと部屋の間はフラットにはなっていないことです。
そらのまにウッドデッキを設置すればリビングとの段差がなく広がりがあるというイメージはあったのですが、実際の設計時にはその事を忘れてしまいました。
展示場はフラットな場合と我が家の様になっている2種類があったのですが、どうするかといった議論には設計時にはありませんでしたので、そのままスルーしてしまいました。
大きな問題ではありませんが、ベランダと部屋の間はフラットで広がりを感じるデザインにしておいた方が良かったかもといったものでした。
わが家の屋根の上には太陽光パネルが設置してあるのですが、太陽光パネルの状態や屋根の防水シートや排水溝の状態を見るのにそらのまが非常に便利だったのです。
3階建ての3階の屋根に上がるのは大変なのですが、わが家はそらのまがあることからベランダに脚立を置いて登っていけば屋根にとても簡単にアクセスできるのです。
将来屋根上の施設を改修などする時には高所作業者や足場が不要でできるのではないでしょうか。
この点はそらのまを造ってとても良かったと思います。