メルセデスベンツのGLCクーペがピレリスコーピオンヴェルデオールシーズンタイヤに履き替えてからの走行距離が3,000キロを超えましたので毎日の通勤に使用している感想についてお伝えします。
片道の走行距離は23キロを超えていますが渋滞などのため1時間10分ほどかかっていますので、平均速度は時速20キロほどと低速での使用となっています。
道路が空いた区間でも時速60キロを超えることはありません。
そういった条件でのオールシーズンタイヤの使用はサマータイヤとあまり違いを感じません。
道路の轍を超えた時のハンドルに伝わってくる感覚からしますと以前に装着していたハンコックのヴェンタスよりも固い様に感じるほどです。
コーナーリングもオールシーズンタイヤを気にすることなくできますし、雨の日にも不安を感じることはありません。
メルセデスベンツのGLCクーペに冬季にスタッドレスタイヤを装着するのは購入にそれなりの費用がかかりますし、冬季以外の時期のスタッドレスタイヤの保管も大変だということでオールシーズンタイヤにしたのですが、通勤に関してはまったく問題ないと思います。
ハンコックタイヤで毎日感じていましたフロントタイヤのスティックスリップの現象はほとんど感じなくなりました。
タイヤが温まった状態でも90度の右左折時にスティックスリップによるタイヤがよれているという感覚と音はとても不快だったのですが、これが発生しなくなったのはうれしいことです。
3,000キロでのタイヤの状況です。
まだまだわかりませんがスティックスリップによるフロントタイヤの偏摩耗が起こらないことを祈っています。
ピレリスコーピオンヴェルデオールシーズンタイヤを履いたメルセデスベンツGLCクーペにてドライ路面で、高速道路の最高速度が120キロ区間を走行しました。
速度が100キロまではまったく問題ないのですが、120キロになりますとタイヤバランスが取れていないかの様な感覚がハンドルに伝わってきます。
路面との接地感も薄れてしまいこれ以上は速度を上げることができないという感覚となりました。
以前に使用していたサマータイヤのハンコックタイヤでは120キロではこういった感覚はまったくありませんでした。
タイヤ交換時のバランス取りが適正でなかったかどうかは、次回のヤナセの点検時にバランスを再度チェックしてもらうつもりです。
同乗者からオールシーズンタイヤの最高速規格をチェックした方が良いかもと言われましたのでチェックすると240キロまでの保証タイヤでした。
ピレリスコーピオンヴェルデオールシーズンタイヤはポルシェの認定タイヤですから当然なのですが。
冬季の高速道路走行でチェーン規制となった場合でもピレリスコーピオンヴェルデオールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤと同様にチェーンを装着する必要はありません。
その点はとても便利だと思うのですが、120キロでの感覚があまりよくないというのが個人的な意見です。
100キロの速度で走行する分には問題ありませんのでどちらを重視するかの問題です。
高速道路での雨の日の夜間走行も行いましたので感想をお伝えします。
中央道は高速道路とは思えないほど修繕の跡で路面状況はとても悪いと思います。
こういった路面で下り坂による速度注意と書かれた区間の濡れた路面で走るというのはとても嫌な場面です。
路面の一部の凹凸を乗り越える時に、メルセデスベンツGLCクーペのフロントのアブソーバーは底を着いたようなガツンという振動を伝えてくるほどの悪い路面状況です。
下り勾配のきつい区間でのカーブは速度域によってはレリスコーピオンヴェルデオールシーズンタイヤでは接地感が薄くなってしまうという感覚でした。
実際には何の問題もなくコーナーを次々とクリアできるのですが、やはりサマータイヤの様な安定感は高速域では無いなというのが正直な感想です。
年回でそれほど多く高速道路を使用することが私の場合はありませんので良いのですが。
今回は路面が濡れていて霧も発生しているという場面でしたから余計にそう感じたのかもしれません。