4年2か月落ちの中古のメルセデスベンツSクラス300hは5年目の車検も通して、購入から1年で15,000キロ走行しました。
そのため60,000キロを超えた状態での車両の劣化などについて教えます。
塗装などの外装は天井の塗装の一部のクリア塗装が剥げてしまったものの、全体的には購入時と変わらない状態となっています。
1週間に1回は洗車しますし、ガラス系の簡単なスプレーのコーティングも同時に行うことが多いです。
見た目は中古車購入時にヤマセで磨き上げをしてくれたこともあり、5年を経過した車両としての塗装は良い状態だと思います。
平日は毎日往復2時間以上の通勤と、週末はスーパーへの買い物に利用していますのでどちらかと言えばハードに利用しています。
内装は中古という事もあり丁寧には使用していませんが、シートのへたりなどは今のところありません。
最近になって気になる点は、路面の状態が悪い道でたまにペダル周りのフロアが「ワナワナ」と少し歪む様な感じが伝わってくる事です。
いつもそういった振動を感じるわけではありませんが、購入した当初では感じなかった感触です。
購入した車体は無事故ですし、購入後もぶつけるなどのトラブルはまったくありません。
車体剛性が高いと言われていたW222ですが、やはり60,000キロも走行するとボディ剛性は落ちてくるのでしょうか。
荒れた路面を走行しない限りは快適な乗り心地はまったく変わっていませんので、それほど大きな問題ではないのですが、通常がフラットで快適な乗り心地のため気になるのです。
購入時に4本ともタイヤは新品での納車となりましたので、今回は15,000キロを走行したタイヤの状況報告となります。
重量のある車両ですからフロントタイヤの外側の摩耗が激しいのが一般的で、サイドの外側の溝は2.78ミリとなっていました。
現在のタイヤの溝の深さはセンターで測定しますとフロントタイヤが4.22ミリ、リアタイヤが4.53ミリとなっています。
10,000キロ走行時の車検時にの記録簿の記載はフロントが5.3ミリ、リアが5.6ミリでしたから5,000キロの走行でフロントは1.1ミリ、リアが1.2ミリほど減ったことになります。
重量があるSクラスのタイヤはやはり20,000キロほどの走行で交換しなければいけない状況になりそうです。
今回は安価なタイヤの溝の深さを測るゲージを購入しましたが、結構これが使えるものでした。
毎日の通勤ですが最近は道路が混んでいるため20キロほどの距離を1時間20分かけて走るといった状況となっています。
それでも燃費は14キロ/リットル程度はコンスタントに行きますし、最悪の日でも12.5キロ/リットルとなっています。
2,230キロもあるSクラスでエコ運転を気にしないでの燃費としては良いほうではないでしょうか。
1か月に1回軽油を給油すれば済みますので、燃費については通勤用の車両としてとても満足しています。