中古で購入したメルセデスベンツS300hですが、5年目の車検が終わってしばらくすると天井の前面部分のクリアが剥がれてきてしまいました。
メルセデスベンツには何台か乗っていますが初めての事でした。
最初はコーティングでごまかそうと思ったのですが、洗車するたびに気になってしまいましたので自分で直してみようと思いました。
補修方法について
クリアの剥げについてネットで調べてみますと、剥げてきた部分の周りの劣化した塗装をコンパウンドなどではがし、クリア塗装をその上から再塗装すれば良いのかなと思いました。
そのためホームセンターのカー用品コーナーでクリア塗装のスプレー缶を購入してきました。
コンパウンドと目の細かいペーパーは家にありましたのでさっそくクリア塗装が剥げた場所を磨いてみました。
劣化していると思われる剥げた部分の周りのクリアも除去しまいしたので、マスキングして購入したクリア塗装のスプレー缶で3回ほど重ね塗りをしてみました。
出来上がりはボカシをしなかったためかしっかりとクリアを再塗装したところに段差と色の違いができてしまいました。
端部は細かい目のコンパウンドで磨いたのですが、あまりきれいに仕上がりませんでしたので失敗でした。
再塗装したクリアも層が厚すぎたのかヒビの様な模様が入ってしまいました。
コンパウンドで修正しようとしたのですが、コンパウンドが段差部分に入ってしまいとってもひどい状態となってしまいました。
やはり塗装の補修はプロにお願いするしかないのかなとも思いましたが、格安でSクラスを維持したい私は他になにか良い方法は無いか考える事にしました。
ネットで何か方法は無いかと見ていた時に目についたのがカーラッピングフィルムです。
素人が広い部分のラッピングをするのは大変でしょうから、5cm幅のテープ状になったものを貼るのであれば簡単かなと思ったのです。
テープは無地のつや無しとカーボン調のものがありましたので、今回はカーボン調のものを購入してみました。
もちろんあくまでもカーボン調ですから柄が付いているだけですので、目立たなくするのでしたら無地の方が良かったのかもしれません。
カーラッピングフィルムにはエア抜き溝が付いているとのことで、貼り付け時のエアはてても簡単にできました。
テープの表面にカーボン調の模様があるため、貼り付け時に少ししわが入ってしまっても少しはがして貼りなおせばしわはまったく目立つことなくきれいに貼れました。
端部もカッターで切ればきれいに処理できました。
もちろん剥げた部分の全体をカーラッピングフィルムで覆ってしまえばよりきれいになるのでしょうが。
個人的には今回のテープによる処理でも気にならないのでこれで十分だと感じました。
クリア剥げのごまかしはカーラッピングフィルムテープを張り付けるのが一番おすすめです。
部分的なカーラッピングフィルムでハゲをごまかしていたのですが、フィルムを貼っていない部分の劣化が1年ほどで始まり、あまり見かけがよくないので、全体をラッピングフィルムで覆うことにしました。
フィルムは2m×30pのサイズのものが1,200円で販売されていましたのでこれを使いました。
ゴムへらを使って貼っていき、余った部分はカッターで切り取りました。
一部切る部分を失敗しましたが、しっかり見なければ分かりませんのでよしとしました。
こちらが貼った画像です。
貼るのは30分ほどでできましたので、最初から全体を貼った方が良かったと感じました。
1年ほど前に貼ったフィルムは劣化していませんでしたので、これで当分はいけるのではと思います。