私がFJクルーザーの購入で人気となっているオフロードパッケージではなく、Xリアスにしたのは2つの理由があります。
ひとつは同乗していた私の家族から、オフロードパッケージは不整地の通過の際に突き上げが大きいので不快だと言われたことです。
我が家はFJクルーザーの前はアメ車の某スポーツカーが愛車で、足回りも強化されたものに乗っていたのですが、それよりも不快だと言われたことからです。
確かに段差を乗り越える際に、ショックアブソーバー硬いせいでしょうか、ガツンと段差を感じましたから。
ビルシュタインのショックアブソーバーはアメリカではオフロード車用として人気ですが、我が家のFJクルーザーの使用は町乗りが大半ですから、乗り心地も重要と思ったからです。
二つ目の理由は日本仕様の開発の方の言葉を見たからです。
その内容は「日本向けの装備として、 オンロードにも適した20インチアルミホイールと高速時に安定性の高いサスペンションを 採用した。」というものです。
逆輸入車でも人気のFJクルーザーですが、せっかく日本で乗るのですから、アメリカ仕様には無い日本での利用を考えられた足回りを楽しもうと思ったからです。
もともとノーマルの足回りでも好評のFJクルーザーですから、Xリアスの選択が間違っていても大きく悔やむことは無いだろうと思ったからです。
Xリアスに実際に乗った感想はとても快適だということです。
乗り心地も柔らかいのに、コーナーでは安心感があります。
某自動車評論家がXリアスの乗り心地の微振動が気になるという記事がありましたが、私もそれは感じる場面もありました。
ほんの少し車がヒョコヒョコという感じになるのです。
ただし不快なレベルではなく、それほど現れる現象ではありませんので、本当に気にして乗らなければ分からないのではないでしょうか。
そういったことよりもFJクルーザーを毎日通勤に使う私にとっては、通常の道での全体的な乗り心地の方が重要なのです。
そういった点でXリアス選択は大正解だと感じています。
FJの前に乗っていた某スポーツカーと同じような感覚でコーナーも曲がって行きますので、うれしいかぎりです。
ちなみに前の車はフロントタイヤが標準サイズで245だったのですが、タイヤのサイドが硬いこともあり、轍のひどい道ではかなり轍と格闘をして運転となっていました。
同じ道でFJクルーザーも245サイズですが、轍にハンドルを取られることもなく走ってくれますので、とても運転が楽になりました。
タイヤの扁平率や性質が誓いますから、当たり前かもしれませんが、私にとっては大きな進歩となりました。
毎日の通勤や週末の買い物、たまの家族での行楽の足としてFJクルーザーを楽しむ私にとってXリアスの選択は正解だと感じています。
20インチの外観もとても気に入っていますし、未だに20インチのFJに会ったこともありませんのでそれもうれしいものです。
20インチのFJはあまり増えて欲しくないというのが本音でしょうか・・・・
FJクルーザーはアメ車だなと感じたのは高速道路を走った時です。
私はFJの前はシボレーに8年間乗っていましたが、アメ車は高速道路を走るのに100〜120キロほどがとても気持ちが良く走れるのです。
我が家にはドイツ車が他に2台ありますが、この気持ちよさはアメ車独特のものです。
もちろんもっと高速域はドイツ車が勝りますが。
FJのXリアスはアメ車と同じ速度域がとても気持ちよく走れました。
エンジンの回転数もオーバードライブで低い回転数で静かで、路面の段差があってもとてもうまく乗り越えてくれます。
もちろんこの速度域で踏み込めば、勇ましいエンジン音を伴って加速してくれます。
低速域での加速よりも、高速域での加速の方が良いエンジン音が楽しめます。
高速域でのコナーもフラットな姿勢を保ったままFJは通過しますので、とても安心感のある足回りだと思います。
高速道路でのFJクルーザーのXリアスは背の高い4駆とは思えない乗り心地の良さが味わえます。
FJクルーザーに冬季だけBSの17インチのスタッドレスを履かせているのですが、この乗り心地が絶妙なのです。
20インチで感じていた小さな挙動が消えて、とても乗り心地がすばらしいのです。
確かにスタッドレスですから柔らかなタイヤの影響があるかもしれませんが、硬くも無く段差を乗り上げたときでもオフロードパッケージの様な突き上げもなく、とても快適なのです。
その乗り心地の良さはFJクルーザーがレクサスブランドだったのかもと思えるほどです。
これだけの乗り心地であればなぜトヨタがXリアスと17インチの足回りを販売しないか不思議なほどです。
スタッドレスでのコーナーリング時も、タイヤの柔らかさをカバーしてくれるフラットな乗り心地は安心して走れる感覚がとても良いのです。
冬季のスタッドレス装着の状況でもXリアスの良さを、個人的には感じています。