メルセデスベンツのGLA45AMGを購入して普段使いで乗ってみた感想について教えます

メルセデスベンツのGLA45AMGを購入して普段使いで乗ってみた感想について教えます

割り込みやあおり運転が大変

私は通勤で自動車を使用していますが、乗っていたのがアクアです。

 

アクアは燃費はとても良いのですが、運転していて大変と思うのは割り込みとあおり運転とまではいかないのですが、速く行けという後ろから右側に少し車体を出しての運転をされる事です。

 

アクアは小さいこととエコカーだから遅いと思われているのでしょうが、少しでも前車と車間があると割り込まれることが多いのです。

 

先日も高速道路のジャンクションで2車線から1車線ずつ左右に分かれるところで、左側に行くために車線で並んでいる列に、右側に行く車線を追い越し車線の様に走ってきたミニバンが急にウインカーを出して私の前に割り込んで来たのです。

 

車の外観も「めんどくさそうな人」といったオーラがありましたので注意はしていましたが、やはりそう来たかと思いました。

 

燃費が悪いことから他に所有している大型車は週1〜2回ほどしか通勤には利用しませんが、大型車を運転していて割り込みをされることはほとんどありません。

 

後ろからの速く行けという運転も同じなのですが、同じ様な速度で走っていてもアクアはよく体験します。

 

通勤時間は私は1時間ほどとなりますので、アクアで通勤している時は気を使って疲れてしまうことがあります。

 

そのため楽に通勤の運転ができる良い車への乗り換えを行うことにしました。

速い車に乗ってみたい

どうせ購入するのであれば、少し高い車でも今まで乗ったことがない速いに乗ってみたいと考えました。

 

世間一般から見て少々高い車に乗っていれば割り込みや後ろからのプッシュは避けられるのではと考えたのです。

 

そうはいいましても高い車を買うだけの元手現金がありませんので、下取り車と少しの現金の頭金で、残価設定をした5年ローンとしました。

 

これであれば月々の支払はなんとかなりそうです。

 

まずは今時点で乗ってみたい車のピックアップから始めました。

SUVが楽で便利かな

長時間の運転には視界が良い背の高いSUVの運転が楽です。

 

通勤は雪の日や豪雨などとなることがありますので、4駆のSUVがとても良いというのは以前所有していたFJクルーザーで十分味わいました。

 

そのため今回選ぶ通勤にも使う車両はSUVで、燃費も良い車を探すことにしました。

 

久しぶりに車を選ぶ楽しみが味わえることになりました。

なぜかBMWかMBを見てみた

せっかくなのでBMWのX1とメルセデスベンツのGLAも見てみようとなりました。

 

まず試乗したのはディーラーの試乗車のX1の18iという1.5Lの3気筒エンジンで4駆ではなくFFモデルです。

 

街中を走る分には加速はまったく問題ありません。

 

試乗して一番に感じたことはハンドルが重いことです。

 

担当者もベンツに比べてBMWは走りを優先することからハンドルが重いといっていました。

 

3気筒エンジンのバランスに起因することも素人にはまったく気になりませんでした。

 

坂道での加速も踏み込めばそれなりの加速をしてくれます。

 

一番気になったのはロードノイズです。

 

BMWはエンジン音などをあまり遮断していませんとスタッフが言っていましたが、ロードノイズは別物です。

 

この社内に入ってくる音は長時間の運転では疲れるかもしれません。

 

次に試乗したのは18dという2Lのディーゼルモデルです。

 

ディーゼルですから低速トルクもあって走り出しから力強い加速を期待していました。

 

ところが踏み込んでも「あれ・・・・? 」というものでした。

 

期待したトルク感がありません。

 

2000回転まで回転が上がるとトルクを感じるのですが、それまではベンツのディーゼルエンジンの様な走り出す時の力強さが無いのです。

 

スタッフはなぜかマツダのディーゼルエンジンの話をしだして、マツダと同じで音を静かにするためにあえてパワーが出ないようにしてあるエンジンだと言っていました。

 

ディーゼルエンジンに静かさを求める方への対応でしょうか。

 

私の乗っている220dの圧縮比は16.2でBMWは圧縮比が16.5ですからそれほどの差が無いので、このトルク感覚の差は何が起因なのかと考えましたがよくわかりません。

 

ディーゼルエンジンの最大トルクがベンツの400N・mが1400〜2800rpmで発生させているのに対して、BMWは330 N・mが1750〜2750rpmという少し高回転から発生させていることが起因しているのでしょうか。

 

BMWの18dはある程度のスピードで走って、回転数も1750 rpmに近いところで走行しているのでしたらそれなりに早くて加速も良いのですが、日頃220dに乗っている私には走り出しのもたつき感が物足りないというのが正直な感想でした。

 

ハンドリングはMスポーツでしたので良かったのですが、ベンツに比べると重いと感じました。

 

またブレーキの効き方がBMWは独特なのか、最後はカックンブレーキになってしまいます。

 

これはスタッフの方がブレーキが良く効くためと言っていました。

 

BMWの内装に関して感じたことは質素で華やかさが無いということです。

 

諸経費を含めますと値引き前で600万円もする車という高級車の雰囲気ではありません。

 

国産車に比べての高級外車の華やかさは残念ながら感じることができませんでした。

 

 

GLAの試乗について

BMWのX1に試乗した後にメルセデスベンツのGLAに試乗に行きました。

 

試乗車はGLAの180です。

 

220に乗りたかったのですが試乗車はありませんでした。

 

乗ってみて一番に感じたことは静かなことです。

 

BMWよりも圧倒的に走行中が静かなのです。

 

1.6Lのエンジンでしたがこちらも通常の街中の走行ではまったく問題にならないと感じました。

 

ファブリックのシートが少し柔らかいと感じましたがこんなものでしょう。

 

2Lエンジンの220で合成皮革のシートになれば問題は無くなると思われます。

 

インテリアの豪華さというか、上品さはやはりベンツの方が上だと感じました。

 

フルモデルチェンジを1年後程に迎えると思われるGLAはその点だけが購入のネックです。

 

そのためか値引き額は車両金額の1割を超える金額をまず提示されました。

 

来週もう一度BMWは違う系列の販売店で18iと18dのxラインを試乗することにしました。

 

そしてベンツはなんとGLA45を見に行くことにしました。

 

更新する車両は来年まで車検がありますので、ゆっくりと車両選びを楽しみたいと思います。

GLA45を試乗した感想について

走り出してすぐに感じたのはエンジンのトルク感です。

 

ディーラーから公道に出る際ですからアクセルはそれほど踏んでいないのですが、車体がグッと前に押し出されるのがすごいのです。

 

実はGLA45に試乗する前にBMWのX1にも試乗したのですが、この様な押し出される感覚はありませんでした。

 

とてもエンジンに力があるということが走り出しただけでわかるのです。

 

試乗したガソリンエンジンよりもトルクがあるBMWの2Lディーゼルエンジンの諸元は

 

最大出力 150ps(110kW)/4000rpm

 

最大トルク33.7kg・m(330N・m)/1750〜2750rpm

 

となっています。

 

これにたいしましてGLA45の2Lガソリンエンジンは次となっています。

 

最大出力381 ps(280 kW) / 6,000 rpm

 

最大トルク 48.47kg・m(475N・m)/2,250〜5,000 rpmとなっています。

 

Mercedes-AMG A 45 4MATICに搭載されているM133エンジンのトルクカーブを見ますと、1,250 rpmですでに225 N・mあり、1,500 rpmで250 N・m、2,000 rpmで400 N・m、2,250 rpmで最大の475 N・mとなります。

 

走り出しでエンジンの力を感じるのはそのためだと思います。

 

決して飛ばさなくてもエンジンの良さが感じられるのは良いものです。

 

法定速度内の日頃の加速でもAMGのエンジン音は意外と楽しめました。

 

外観は非常におとなしいので、試乗をしていても目を引く車ではありません。

 

ただし信号待ちで停車している時の排気音は通常のGLAとはまったく違いますので、隣に停車した車両の窓が開いていればただ物ならぬ車ということがわかると思います。

 

 

 

乗り心地について

先回の試乗ではGLAの180に乗りましたが、その静けさと乗り心地はとても良いと感じました。

 

そのため今回試乗したGLA45の乗り心地は家族に固くて不快と言われるかもと思っていました。

 

ディーラーのセールスマンにも45は女性には運転しにくいかもと言っていました。

 

そして走り出して感じた乗り心地は段差を超える時にはしっかりと伝えてくるけれども、通常はそれほど乗り心地が悪くないということです。

 

家族からは試乗での乗り心地についての苦情はまったくありませんでした。

 

試乗が終わり、更新を検討している我が家の12年目の車に乗って気が付いたのですが、この車の乗り心地は路面状況をしっかりと伝えてきて、まるでGLA45と同じレベルだったのです。

 

もちろん家族から苦情もあり、それはアクセルをそれほど踏まなくても走ってしまい、すぐにスピードが出てしまうという苦情でした。

 

購入するのであればそっとアクセルは踏むけれども、レーダー探知機は必ず付けてねという要望がありました。

 

運転自体はアクセルをそっと踏まなければいけない以外は180とあまり変わらないそうです。

 

試乗はコンフォートモードでしました。

 

スポーツモードやレースモードで乗った時の感想は後日お伝えします。

 

 

GLCクーペとの比較について

GLCクーペ220dを所有している私のGLA45の感想は、自分が運転するのであればGLA45の方が数十倍楽しいと思いました。

 

通勤や先日の高速道路の巡航での温泉旅行はGLCクーペが圧倒的に運転が楽ということはわかりますが、運転の楽しさはGLA45の方が上です。

 

趣旨がまったく違う車両で、室内の広さや豪華さはCクラスが圧倒的に上という記事を見ますが、素人の私には乗って楽しいGLC45は運転自体を楽しめる車両だと思います。

 

私がGLC45のエキゾーストノイズを良い音と言っていますと、家内は良い音は重低音のV8の様な音で、AMGでは感じられないと言われました。

 

確かにかつての我が家の愛車のV8のLS-1エンジンの音は最高のサウンドでした。

 

できればもう一度アメリカンV8に乗りたいと今でも思わせるものでした。

 

そんな私が乗ってみたいと思ったエンジン音の車両がGLA45です。

当サイトは素人調査隊が運営させて頂いています。
サイトについての御連絡先は下記となりますのでよろしくお願いいたします。
traveldiver1@yahoo.co.jp