いつの間にか年齢を重ねてしまったた車好きのオヤジが今まで通勤やレジャーのために乗った車の燃費や故障、感想などについてお伝えします。
オヤジは普通のサラリーマンですからそれほど高価な車を買うことが出来ませんでしたし、運転もどちらかと言うとうまくないので普通のドライバーだと思います。
それでも車は大好きですから予算の許す限りで新車や中古車を所有しましたのでその事についてお伝えします。
私のカーライフの中で一番思い出に残る車は4thのシボレーカマロZ28コンバーチブルです。
もちろん当時は新車で総額が500万円以上していましたので新車で購入することは出来ず、3年落ちの中古車での購入となりました。
マイナーチェンジ後の後期モデルと道路ですれ違うたびにいつかは購入したいと思っていたのですが、偶然取り扱い店を見つけましたので現車を見ずに購入したものです。
マフラーはアドバンスオート製が装着されていましたし、エアロパーツもフル装備されていましたので一目ぼれでした。
当時のカタログを見るととても心ときめきました。
4代目カマロのデザインは有名な奥山清行氏で、家の前で洗車していましたら家の子供は無類の車好きなのですが、これはフェラーリですかと子連れの親に聞かれたことがありました。
デザイナーはフェラーリをデザインした事もある方ですが、この車はアメ車のカマロですと説明したこともあったのが懐かしいです。
確か当時の記憶では購入いた年代のカマロZ28コンバーチブルは日本に入った最終で、60台しか日本に入らなかった希少な車両だったと思います。
エンジンの排気量は5,665tでV8で、アドバンスオート製のマフラーによってアメリカンV8の図太い排気音がとても素敵でした。
馬力は今ではこれだけと思える288馬力ですが、4速オートマチックはフルスロットルにしますと2速にシフトアップしてもホイルスピンするほどでした。
購入後6年間乗りましたが、自動車税が10万円以上したことと、車検ごとに交換パーツも含めての費用が40万円以上となっていましたので手放すことになりました。
所有していて困ったのはパワーウィンドウモーターがすぐに壊れることで、当時は自分でモーターを購入して直していました。
ホイールもアメリカンを感じるメッキホイールに交換しましたし、ショックアブソーバーの交換とストラットタワーバーの装着も行いました。
シボレーカマロZ28コンバーチブルの外観はスポーツカーの様で速そうなのですが、じつはコンバーチブルですからボディ剛性がまったくなく、高速走行をしますとボディがワナワナとしなっているのがよくわかりました。
そのため中央道の下りのコーナなどは怖くて高い速度の進入は無理でしたし、霧ヶ峰のビーナスラインでオープンで走っていますと後ろからポルシェが来ましたのですぐに先に行ってくださいと道を譲りました。
カマロはコーナーは早くないのですが、オープンにしてアメリカンV8エンジンの音を聞きながらのドライブは最高でしたので、我がカーライフではもっとも印象に残ったマイカーでした。
4thのシボレーカマロは残念ながら現在ではほとんど残っていないようですが、金銭的に余裕があればもう一度乗ってみたい一台です。