加賀屋は日本一の旅館ということで社員旅行に行きましたが、残念ながらその時は第3位の評価となっていたと知りました。
ただし、おもてなしという点では第1位となっているそうです。
加賀屋の私のイメージでは宿に着いた際に整然と並んだ多くの仲居さんに出迎えられると思っていました。
実際には多くの個人旅行客や私たちの様な団体客がチェックインをしていましたので、仲居さんは多くの方がいたのですが、それぞれの方の迎え入れの対応をされているといったものでした。
記憶では並んでいなかった様に思ったのですが、後で画像を見ますと並んでいたのですね。
足早に通り過ぎてしまったのがもったい無かったですね。
ホールでは琴の生演奏がありました。
チェックインの際には待つことなくすぐに担当の仲居さんが来て下さり、部屋まで案内して頂きました。
部屋でお茶とお菓子を頂きますと、私たちの身長を見て、体型にあう浴衣を持ってきてくれました。
仲居さんも学卒の方で、加賀屋で働きたくて入社したとのことでしたが、その対応に社員教育がとてもされていることを感じました。
チェックアウトの際も、私たちの出発時間を察して部屋の前で待っていてくれました。
手荷物をバスまではこんでくれるというサービスを快く受けることができました。
おもてなしという点では満足できました。
宴会の食事は美味しいのでとても満足することができました。
驚いたのは刺身の中に嫌いな物があった方がいたのですが、それを聞いた仲居さんは変わりの刺身を厨房に作らせて持ってきてくれたことです。
一点だけ困ったのが座敷での宴会はテーブルでは無かったことより、あぐらをかいて座っているのが苦痛だったのです。
畳の部屋での宴会でも最近はテーブルと椅子といったことが多いのですが、加賀屋は違ったのが残念でした。
前菜は干し口子、自家製さざえ麹漬など9種が盛られています。
先付は穴子の琥珀寄せ、加賀野菜の金時草、金沢の郷土料理のべろべろです。
加賀屋謹製温泉蒸しです。
アワビとのどぐろの炙りがのっています。
黒毛和牛の朴葉焼きです。
中島菜入り氷見うどんです。
デザートは能登ミルクの水まんじゅう 金時草ゼリーです。
お風呂に行って驚いたのは2層となっていたことです。
浴場に行くには階段の上り下りが必要となります。
足が悪い方のためにエレベーターがありましたので、上の階の浴場にはエレベーターで行くことができます。
旅館の建物増設と共に浴場も拡張をしていった結果ではないでしょうか。
洗面に置いてあるドライヤーはパナソニックのイオニティですから良かったのですが、男性の方にはアメニティとして化粧水や乳液がありませんでした。
部屋の洗面にはあったので部屋に戻ってから使用しましたが、できれば浴場の洗面にも設置して欲しいと思いました。
今回の部屋は雪月花の8階の海側の部屋でした。
部屋に踏み込みの向こうに大きな和室があり、隣に掘りごたつがある広縁、踏込の横には小さな和室がありました。
もちろんお風呂とトイレもあります。
窓からは海の景色を見ることができましたが、この景色であれば町側の部屋であっても良いかなと感じたのが正直な感想です。
加賀屋の朝食は豪華で美味しいの一言につきます。
朝から美味しい和食をお腹いっぱい頂きました。
ごちそうさまでした。
加賀屋の1階ロビー横の売店では石川県のお土産を買うことができます。
朝市もありましたので海産物も購入できます。
加賀屋オリジナルの有名パテシエとのコラボ商品もありました。
これは美味しいのでお勧めのお土産です。