以前我が家の掃除機はダイソンのDC21だったのですが、これが本体が重いことから階段などの掃除が大変でしたし、ブラシが硬かったのでフローリングの床に傷が付くこともあって、安価なパナソニックの軽い掃除機にしていました。
このパナソニックの安価な掃除機はなんちゃってサイクロンでしたので、ごみを捨てる際にはフィルター掃除が大変でした。
その掃除機も最近は音ばかりになり、あまりごみを吸わなくなったと感じたので、今回近くにあるヤマダ電機に掃除機を見に行きました。
今回比較対象としたのは嵐の桜井君がCMをしている日立の掃除機と、ジャパネットたかたでよく見ます東芝のトルネオ、パナソニックの最軽量の紙パックの掃除機、ダイソンのDC63です。
まずは一度使ったことがあるダイソンのデモ機を使ってみました。
ヘッドのブラシは柔らかくなって良くなったのですが、本体の重さは手に持ってみますとまだまだ重いと感じました。
そして吸引力が強いのでヘッドが床に吸い付くように感じたのです。
この吸い付くヘッドの状態で動かすには力がいる様に感じたのですが、、電動ヘッドではない安価なモデルを購入するとヘッドを動かすのが大変かなと思いました。
実はダイソンはヘッドを床に密着させることで、ゴミを吸い取りやすくする構造となっているそうなのです。
そのため吸込仕事率は低いのですが実際にはゴミをよく吸うということのようです。
国産の掃除機はヘッドと床との隙間を開けて、ゴミを吸い取る様式になっているとのことです。
ちなみにDC63 モーターヘッドの吸込仕事率は160Wとなっています。
ダイソンを一度使用した私の個人的な嗜好はやはり日本製の掃除機が合っていると感じました。
掃除機本体の軽さはやはりパナソニックの紙パックの2キロのものが理想ですが、紙パックということがやはりネックに感じました。
そして東芝と日立の比較をしていましたら店員の方が登場しました。
よく見ますと日立の方ですが丁寧に掃除機の違いを説明してくれました。
特に東芝のサイクロンは吸引力が200wしかなく、日立の半分ほどと説明されました。
また、ヘッドの大きさが日立の方が大きいことでたくさんのゴミを吸うことと、押す場合と引く場合のどちらでもゴミを取ると言われたのです。
また、ホースを伸ばしたりするのも手元のレバーで簡単にできるから良いと言われました。
モーターの音も東芝よりも静かでしたし、ヘッドが床を自動で判断するという点も気に入りました。
今回は掃除機のことについて専門家に聞くことができて良かったと思いました。
日立の掃除機が良いというのは日立のスタッフですから当たり前ですが、気になっていた掃除機のことを詳しく聞くことができました。
日立のサイクロン掃除機はCV-SA700、500、300が展示されていました。
700が50,500円で500が45,000円ほど、300が31,000円ほどとなっていました。
我が家の予算的にはCV-SA300が良いと思ったのですが、係員に価格コム対応はできますかと聞いてみました。
価格コムの方が安ければそちらで買うのも良いですねと言われましたのでスマホでさっそく調べました。
CV-SA300は価格コムでは36,737円となっていることを伝えました。
そうしますと係りの方はCV-SA700は来月にモデルチェンジをすることから、在庫処分として安くなっていてお得だと言われました。
そのため価格コムで調べましたら38,975円となっていましたので価格を伝えました。
そうしましたらしばらく待っていてと言われ、戻ってきましたら38,800円で販売すると言われました。
なんと価格コムよりも安いではありませんか。
そして期間限定のポイントバックが1,800ポイント付きますので実質は37,000円ということになります。
この価格で420wで排気が綺麗なサイクロン掃除機が買えるならということで、頂いて帰りました。
さっそく持ち帰って組み立てました。
気に入ったのは別売り部品接続用のアタッチメントがあったことで、これでダイソンの吸い口が全て使えるのです。
布団用の吸い口も使えて便利です。
そして今朝も掃除機をかけた部屋を再度掃除してみました。
すると驚くほどゴミがダストケースにたまるではないですか。
今までの掃除機は音ばかりで、あまりゴミを吸引していなかったことがよくわかりました。
ヘッドは使い慣れていないことと、今までよりも大きいことから違和感も感じましたが、使い慣れれば良いだけでしょう。
床を感知する機能は便利だと思いました。
吸い取ったゴミを捨てるのも簡単でしたから、良い掃除機をお得に買えたというのが実感です。
音はヤマダ電機内ではかなり静かに感じたのですが、静かな自宅ではそれなりの音に聞こえます。
ゴミを捨てるのも簡単そうですね。
購入してから2週間となりましたので、感想を書きたいと思います。
1点目はヘッドが大きすぎて扱いにくいと感じることがあります。
スタッフの説明では東芝のトルネオよりもヘッドが大きいことから掃除の前後に動かす回数が少なくて済みますと言われました。
確かに広い場所では使いやすいのですが、狭いところの掃除の場合には大きなヘッドの取扱いはちょっと大変です。
そして買ってみて使って気づくのがフィルター掃除の大変なことです。
サイクロン掃除機ですからフィルター掃除はあまりいらないと思ったのですが、吸引力が強いためかとても小さなゴミがフィルターにこびり付いているのです。
気になるため分解して掃除をするのですが、これがまた大変なのです。
ダイソンのようなフィルターを想像していたのですが、実際にはしっかりと普通のフィルターがあって、そこには非常に細かいゴミがたまるのです。
ブラシが付いている理由がしっかりとわかりました。
吸引力が強く、ダイソンを使っていた頃と同じようにゴミを吸うのはとても良いと感じるのですが、フィルター掃除がもう少し簡単だとなお良いのにと感じてしまいました。
慣れればよいだけのことですが、気になったのは以上2点です。
掃除機の吸引力に関しては非常に満足できるもので、ゴミがこんなに毎日出るものかと関心してしまうほどです。